放射冷却現象でカチカチに道路が凍結した朝だったが、次第にお日様が指してきてお昼頃には暖かくなった。そこでＵさんとお散歩に出かける。私は最近ほとんど運動らしい事をしていないのでたまには歩かないと体が鈍ってしまう。
歩いていても目線はついつい道端の木々にいってしまう。キノコは無いかな〜。この冬の最中雪が積もっていてもキノコを探そうという根性がさもしいというか強欲と言おうか、はたまた見上げたもの？と言おうか。（笑）しかし目を凝らしてると見つかるものですな。有りましたよ、おキノコ様が。
ムキタケに似ていたがヒラタケでした
うん、ちょっとムキタケに似ているが今頃ムキタケが出ている訳が無い。採ってみると凍り付いている。触っているうちにグショグショになったが、皮がむけないのでどうやらヒラタケの様だ。袋を持って来ていなかったし、グショグショして美味そうでなかったので捨てた。でも有ればやはり採ってしまう。悲しいキノコハンターの性ですな。
本当はキノコカレンダー用に珍しいキノコの写真が欲しいのだが、やっぱり有るのは定番のナメコかヒラタケぐらいですね。ま、でもただ散歩しているより数段楽しい。えー、欲を言えば福沢様の束でも森の中に落ちていれば言う事無しなんですが。（アホ！）
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図書館から借りてきている「毒キノコが笑ってる」という本が面白い。「シロウトによるシロウトのための実録きのこ狩り入門」という副題が付いているが、入門書と言うよりきのこ狩りに関する楽しいエッセイと言って良い。キノコ採りに嵌まる所から熱心なキノコハンターになる様子。シロウトならではの珍談、奇談、経験談が豊富に載っていて思わずウンウンと頷いたりアハハと笑いを誘ったりする。単なるキノコ図鑑と違ってこれは共感を誘って面白い。お閑が有ったら是非ご一読を。ヤマケイ（山と渓谷社）から出ています。
入門書と言うより楽しい読み物になっています。読んでみてチョ。
