あっという間に半年が過ぎようとしている。全く歳を取ると1年、1年がとんでもなく早く過ぎる感じがする。昨年スペイン旅行に行ったのは遠い昔のようだ。本当にこれでは毎日無為に過ごしていると、何もしないであの世行きだ。そこで出来れば体が動かなくなる前にもう一度危害旅行に行ってみたい。出来れば1週間と言わずに1ヶ月くらい居られたら最高だ。そうしたら色々とあちこちを訪れる事も出来るし、その町の本当の姿が見えてくるかもしれない。
昨年行ったスペインなんか結構私は性に合っているのかも。夜更かしが好きな国民性は私と同じだし、こせこせ働かない所もいい。生活を楽しんでいる感じだ。また街中に看板があまりない所も気に入った。何よりもバルセロナなんか街に落ち着きがある。押し並べてヨーロッパの国々はそうなのかも知れぬが、ともかくも時間がゆったり流れているようでいい。ひょっとするとあちらの1年と日本の1年は長さが違うのかも？
1ヶ月も向こうに滞在する事になると泊まる場所が問題になるが、まあその時はその時で何とかなるだろう。ただ果たして1ヶ月も同じ所にいて商いかという事だが、電車などの交通機関を使う事を覚えれば解決するだろう。問題は石原大臣じゃないが『金目』ですよ。働かないで滞在する訳だから、当然それなりの費用が掛かる。でもお金で買えない貴重な体験が出来るのでは？
高校の同級生だったＴさんは昨秋ドイツへ語学留学？して未だに帰って来ない。（帰ってきてるのかも知れないが、実家のある我が町内へはまだ顔を見せてない）きっと向こうの暮らしが気に入っているのかも知れない。ただ遊びに行った訳ではないのだが、何となく羨ましい。いや彼女が海外にいる事が羨ましいのではなく、充実した時間を過ごしている事が羨ましいのかも。歳を取れば尚のこと時間を大切にしなければならないのだが、徒にただ時間を潰している自分が情けなくなる今日この頃です。
