県会議員選挙が始まった。早速賑やかに街宣車が回ってくる。でも相変わらずの連呼。何なんだろうね、全く。夜は我が町内の集会場がコミセンが使えないため、某候補の個人演説会会場になった。まず選挙対策本部長の挨拶やお隣の村長、市会議員の応援演説などがあって最後に漸く本人が顔を見せた。なかなか忙しいようだ。
一くさり語ったが、これと言って大した政策は言わなかった。実績と経験を見てくれといった感じだったが、いささか物足りない。まあ押し並べて他の候補もそうだ。これだもん、若い人は選挙に行かない訳だよね。誰も同じように見える。まあ選挙に立つ人は地元や国のためというより、自分のために立っているような気がする。4年に1度の試練を乗り越えさえすれば、こんなにいい商売はない。なにせ「先生」だもんね。少しだけ仕事をやって、皆さんのお役に立っているふりをする。うまいもんだね。
今の時代それこそ自分の身を粉にして働く議員は滅多にいなくなった。羽振りのいい政党に移り、自分の身を安泰にすることばかり一所懸命だ。節操も義理もない。まあ我々も議員先生なんか当てにしちゃ駄目なんだけどね。どうも持ちつ持たれつの関係になっているようで歯痒い。
ともあれ今は県会議員選挙だからまだいいが、市会議員背挙にでもなれば、一段と街宣車がうるさくなるだろうと危惧するすかんぴんでした。
