いよいよ本格な冬将軍の到来となった。明日から日曜日頃までは油断のならないお天気状況が続く。幸いこちら柏粼は未だ積雪がないのが有り難い。さてこのまま行ってくれると良いのだが、そうお天気は甘くはあるまい。
昨年は丁度明日から除雪をした覚えが有る。最近はどうも寒に入ってからが油断ならないみたいだが、昔は暮れから寒くらいまでが大雪になりやすく、寒に入ってからは大雪は無いとした物だった。
ま、でも最近は降っても40ｃｍも降れば降った部類で、冬に数回くらいしか除雪をしなかった年もある。歳を取ると年々除雪が億劫になる。ここに引っ越してきた当時は3年続きの豪雪で一冬に2ｔ車で50台以上も排雪をした覚えが有る。まあ、それに比べれば今は至極楽なんだが、人間は一旦楽を覚えるとどうも駄目ですな。楽が当たり前になって、雪よ降るなとただ念じているばかりである。
真雪が降って欲しい所もあるだろうから、こちらの勝手ばかり言っている訳には行かないが、何でも程々という所だろう。
ところで僅かの気温の差が大雪になるかどうかの境目になる事がある。大分前になるが、私がまだ十日町市の新年のロードレースに出ている頃だったが、こちら柏粼は全く雪が無いのに十日町は２ｍを超す大雪に見舞われた事がある。しかも雪質が昔のようにサラサラではなく、湿って重いのだ。まるで柏粼の雪のようだなと感じた物で有る。
地球温暖化のせいか北海道が大雪に見舞われる事が多くなった。しかも十日町同様雪質も変わってきてるようだ。嘗て湿った雪だった所が、みぞれや雨となり、乾雪だった所が湿雪となって大雪をもたらしているようだ。
僅かの温度差で雪になるか雨になるか、その差は非常に大きい。明日からの天気少しでも気温が上がってくれれば、こちらは大したことないんだけどなあ。あ、これって地域エゴ？雪が多くて難儀されている所もあれば、スキー場や田んぼをやっている方達みたいに少なくて困ると言う方達もいる。全てに良いと言う事は中々ないものですね。
