すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

余計なお世話

 市の福祉保健部介護高齢課より基本チェックリストなる物が送られてきた。健康に関する事柄にはい、いいえで答え、返送せよというのだ。そしてその返答いかんによって市の介護予防事業の案内をするというのだ。

 確かに介護が将来必要と思っている人には大事かも知れないが、私のようにいつ死んだっていいよと言う者には、余計なお世話と言いたくなる調査で有る。そもそも長生きせにゃならんのか?長生きさえすればいいのか?無論長生きしたい人もいるだろうから、それはそれで構わない。しかし悔いなく人生を送れた人は別にいつ死んだっていいと思っているのではないだろうか?

 そもそも長生きを美徳とする考えには反対で有る。そりゃあ無理して死ぬ事はないけれど、無理して長生きする必要も無い。要は自然体で有る事が大事なのではないか。

 市がこう言ったチェックリストを65才になった途端送ってくるのは、一つには我々市民の健康を心配しての事も有ろうが、老人医療が嵩むのを抑える為に健康で長生きして下さいよ、と押しつけられているような気がしてならない。

 私はチョーへそ曲がりだから、こうしたひねくれた見方しか出来ないのかも知れないが、どうも個人の生き方に干渉されているようで堪らない。しかもこの調査にご協力下さいならまだ分かるが、この質問に答えて返送せよではカチンとくる。身体の調子が悪くなり、医者に相談に行ってこの質問事項のような事を訊かれるならまだいいが、いきなり書面を送ってきて回答せよでは何だかなあという感じで有る。

 だから「あなたは健康の為に何かしていますか」という質問があり、5個ほどの項目から選ぶ事になっていたが(複数選択可)、していませんにチェックを入れておいた。何故なら私は健康の為にしようと思った事はないからで、面白いから畑仕事もウォーキングもスポーツもやっているのである。健康の為と思いながらやっていたのでは、ちっと面白くないではないか。

 余り市が先回りして個人の生活にズカズカ入り込んでくるようで、今回の様な事は私個人としては好きではない。こちらから頼んだ時に懇切丁寧に応対してくれれば良いのだ。やれやれ、どうも歳を取ると段々ひねくれジジイになってくるようだ。もっと素直になればいいのにねえ。ま、棺桶に入るまで性格は直らないようで・・・・。