すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

若い人の減少

 昨日の姪っ子の末娘は今度小学2年生になるが、クラスは学年一クラスで人数はたったの15人という。あまりの少なさに愕然としてしまった。それというのも彼女が通ってる小学校は我が母校で、私が在籍していた頃は3クラスで人数も一クラスあたり45,6人有った。

 いくら少子化でもあまりの減少に驚く。そのうち一クラス10人を切るのも時間の問題だ。こうなると町場の小学校ながら廃校の恐れだって有る。日本は確かに高齢化が急速に進み、若い人の人口が少なくなっているとは知ってはいたが、身近な話を聞くと一層深刻さが分かるというものだ。

 それにしてもこれほど人口ピラミッドが頭でっかちでは、将来この日本を支えて行けるのか、甚だ心配だ。恐らく年金制度などはそう遠くない時期に崩壊するのではないか? いや年金制度のみならず社会保障制度自体が立ち行かなくなるかも知れない。

 そう考えるとこの少子化傾向に何とかして歯止めを掛けなければならないが、結婚年齢が高齢化して行く傾向にあるのも不安に拍車を掛ける。若い人達は早く結婚したくないのか? 結婚そのものに関心がないのか? それとも将来に不安があって結婚出来ないのか? いずれにしてもこれでは日本は老人ばかりの国になってしまうだろう。

 もし将来に不安があって結婚出来ないというのなら、それは今の労働制度に問題があると言わなければなるまい。即ち派遣労働が雇用形態の相当の割合を占める様になってきてから、一層少子化が進んだような気がするのだ。それはそうだろう。正社員でない人と結婚を望む人は多くはいないだろう。いくら政府が声高に産めよ、増やせよと叫んだところで、結婚出来ない若者が増えては新しい命の創造もない。まずは若い人が結婚出来るよう雇用形態を以前のように正社員を中心とした形に戻す必要があるのではないか。このまま進んでは日本は衰退の道をたどるばかりだと思うのだが、如何だろうか?