すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

柏崎のダムツアー(その1)

 私が部長を務めるコミセンいきがい部主催の柏崎のダムツアーを行った。我が柏崎市にはダムが9基有る。こんなにダムが有る市町村は珍しいのだそうな。うち5つを巡ろうという企画だ。残念ながら内1つはダムへの道路が落石や、土砂崩れなどでまだ復興してないため、行けなかったが、それでも工事中の物を含めて残り4基、十分楽しめました。

 特に最初訪れた栃ヶ原ダムはかなり山奥に有るため、わざわざ行かなければ見る事の出来るダムでは無い。私には初めて見るダムだったので、興味津々だった。

 ダムツアー、まず最初は栃ヶ原ダムです。柏崎市には電力用のダムは無く、飲料水用、灌漑用、水害防止用などのダムが造られている。この栃ヶ原ダムは灌漑用だ。

ダム湖が見えてきた。

北陸農政局の社員の方からダムの説明をして貰います。

ダムのてっぺんの道路から下を見下ろす。こ、こわ〜い。
私は高所恐怖症なのだ。

栃ヶ原ダム全景。ダムの高さは52.7m。このダムの管理、点検をするのは真冬は容易ではない。ダムの取り付け道路の所が山の崖となっており、冬は斜めに雪が被さり、ダムに到達する。無論車が入れるべくも無く、車の入れる近くまで来てそこから2時間もかけてこのダムにやって来るそうだ。ちょっとした命がけの仕事で有る。

 さて次に鯖石川ダムを訪れた。ここは松代や、松之山へ行く時に良く通るところだが、人家がこんなに近くにあるところに造られたダムというのは全国でも珍しい例なのだそうだ。確かにダムと言えば先ほどの栃ヶ原ダムのように、大抵は山奥にある。

ダムの堰堤を渡り、対岸の管理棟のあるところまで行きます。

このダムは治水用だが、灌漑用としての役目も果たしている。
現在はダムに溜った土砂を浚渫するため放水している。
ダムの高さは37mで栃ヶ原ダムほどではないが、やっぱりこわ〜い。

このクレーンでダムの土砂を浚渫します。

栃ヶ原ダム同様説明を受けます。

ダムに流れ込むゴミを遮る網のためのブイ。

さてここからいよいよダムの内部に入ります。団体見学の特権ですね。

まず最初は狭い螺旋階段を降ります。

次いで急な階段を降ります。

一番底部にある地震計です。

地震計についての説明を受けてま〜す。

徐々に浸みだしてくる水排出するためのポンプです。

これはダムの歪みや傾きを測定するための器具。
水圧や気温などで微妙にダムは傾くそうです。この器具で測定して
必要に応じて水圧を下げるために放水などをするそうです。

さすがに配水管はでかい!

バルブ室の窓から放水しているところが見えました。

こうして近くで放水を見るとど迫力ですね。

バルブ室

ダムの水門です。中々こんなに近くで見る機会は有りません。

近くで見上げるとダムの高さを感じます。

鯖石川ダム全景。ダムのこちら側を見る機会は滅多に有りません。

管理棟のコンピューター室に入れて戴きました。
ここでダムを制御しています。

鯖石川ダムとその周辺です。門出(かどいで)部落の中に有る
ダムで集落に近いダムは珍しいそうです。堰堤側の広場には
桜が植えられており、桜の咲く時期にはお花見が出来ます。