甥っ子が姉と一緒に恐山に行ってきたと土産を持って報告に来てくれた。姉は恐山は二度目だが、別に自分が誘ったのでは無いという。何でも甥っ子が言うのには、恐山という存在を知った時、これは行かねばならないと思ったらしい。
お盆の時期に行ったので、生憎ほとんどイタコはいなかったので、口寄せはやって貰わなかったらしい。それでも甥っ子は精神的な安住を覚えたらしく、来て良かった。いや、やはりここは自分が来るべき場所だったと思ったらしい。
先日亡くなった兄が甥っ子を呼び寄せたのかどうかは分からないが、不思議な気がした。それにしても往復24時間も青森まで一人で車を運転した甥っ子には恐れ入る。若さだねえ。お疲れ様。有り難うね。兄もあの世からきっと喜んでいるよ。