最近はCDが普及したせいか、要らなくなったレコードを下さる方が多い。私にしてみれば音の良いアナログ・ディスクを捨てて、何でゴミみたいなCDを買うのかよく分からないが、多分取り扱いが簡単だからという理由だからだろう。折角のお宝を捨ててゴミを買うのだから、勿体ない話だ。
でもお陰でこちらは只で名盤を手に入れることが出来る。はい、レコードは幾らでも引き受けまっせ。どんどん頂戴。但しガキ歌手の下手くそなレコードはお断りだよ。あんなのは即ゴミ箱行きです。あ、贅沢言っちゃいけないか。一応何でも貰います。(いい加減な野郎だ!)
さて今夜は戴いたレコードの中からサム・テイラーを聴いている。一世を風靡したムード・テナーの演奏者だ。流石にインプロビゼーションと言う点でジャズに比べれば面白味は無いが、これはこれでまあ聴ける。何せ只なんだから。(そればっかり)
ではその中からお馴染みの代表作「ハーレム・ノクターン」を聴いて戴きましょうか。今夜はネタが無いから、これで誤魔化しておこう。
夜のムードたっぷりの「ハーレム・ノクターン」