Kさんの所へ行って余り聴かないレコードの処分をしてはどうかと提言された。Kさん自身は以前やってかなり枚数を減らしたが、最近また買い込んでいるので、少し?な意見なのだが、同意出来る点は多い。
私の場合第一にレコード棚が満杯なのだ。ギッチギチに詰めているのでスムーズにレコードを出し入れ出来ないくらいだ。第二にターンテーブルに載るレコードはここ数年大体決まっているので、余り聴いてないレコードの中にはまだ針を通してないものが有るくらいだ。今迄聴いてこなかったと言う事はこれからも聴かない公算が大で有るから、Kさんの言うように処分するのが妥当なのかも知れない。
しかしいざ処分しようとすると中々これが思い切れない。それ相当のお金を出して買ったもので有るからだ。だが聴かないのだったら確かにゴミと言ってもいいくらいのものだ。
だがひょっとして余り聴かないレコードはまだその良さが理解し切れていないのかも知れない。実際昔ジャズを聴き始めた頃はその良さが理解出来なくて長くお蔵入りしていたレコードがかなりあった。また嗜好性が変わって昔毛嫌いしていたジャンルがそれなりに好きになったものも有る。
こうして考えると今早計に断捨離をするのも考え物だ。確かに余り聴かないレコードは確かに有る。そこでこの登場回数が少ないレコードをひとまとめにして納戸にでもしまおうかと思う。これだったら思い出し、また聴いてみようと気になった時持ってくればいい。これで取り敢えずレコード棚は空く。しかしそうなれば聴かないレコードは益々登場回数が少なくなる羽目になる。気まぐれに聴いてみようと言う事は絶対に無くなる。難しいですな。
かと言ってこれ以上レコード棚を設置するスペースは無し。結局決断出来ずにこのままズルズル行きそうな気が・・・・。(ノメシコキの真骨頂ですな)