すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

10万円給付

 午後オークションで落札された品物を郵便局で発送しようと荷造りをして、いざ出かける時、ふと郵便ポストを覗いたら、10万円支給申請の用紙が配達されていたので、慌てて家にまた入り、早速用紙に申請する事を記入して、これも郵便局に持って行ってポストに投函した。

 

 お役所様の気が変わらないうちに、貰う物はとっとと貰わなくては。アタシャどこかの大臣みたいに遠慮なんかしませんよ。くれる物はコロナ菌以外しっかりと戴きます。(笑)貧乏人が遠慮したってしょうがない。

 

 まあ、本当は10万円支給もいいけれど、この際だから消費税も無くしてしまったら良かったんだけどね。何でも消費税廃止をすると、年間一人当たり30万円支給と同じになるそうな。うーん、だったらこの方が手っ取り早いし、消費も進むからより効果的だと思うんだけどねえ。

 

 まあ麻生財務相あたりが絶対に消費税廃止はやりたくないんだろうね。ここまで何十年もかかってやっと10%にまで引き上げたのに、それを無しにしたんでは、また10%に戻す事は容易ではないと考えているからだろう。

 

 何よりも消費税を廃止する事によって消費が進み、経済活動が活発になり、企業が積極的に設備投資を行い、税収が上がって、消費税を徴収するよりも良くなったなんて事になれば、政府が今迄消費税はこれからの高齢化社会の為には絶対必要だと言ってきた事が嘘になる。ひょっとしてそれを怖れて、意地でも消費税廃止にしないのでは無いか。

 

 それと大企業にとっても消費税はメリットがある。輸出業者などは消費税を払わなくても良いから、結果的に消費税が有った方が恩恵があるのだ。でもねえ、これってどうなのかねえ。企業は税制で儲けるんじゃ無くて良い製品を作り、それを沢山売ったりしてこそ企業の面目があるのじゃ無いかな。

 

 今の税制では富裕層が益々富める構造になっている。低所得者層に負担を強いる消費税はもういい加減止めにして、嘗ての物品税などを復活した方が良い。お金持ちは庶民の買えない高額商品を購入して、

「ほーら、君達、こんな物買えないだろう。羨ましいか?ボクちゃんお金持ちだから、いくらでも買えるもんね。まあ、悔しかったらお金持ちになることだね」

と威張っていればいいのである。まあ、その分税金はしっかり払って貰いますけど。(笑)

 

 消費税導入以来我が国はずーっとデフレの状態に陥った。今や所得の向上率は先進国の最低クラスである。つまりデフレの為に消費が進まず、設備投資は行われず、日本経済は冷え込んでしまったのだ。この際休業補償をする為にも思い切って百兆円くらい補正予算を組むくらいの事をして欲しいものだ。日本は自国通貨建てだから、いくらでもお金を刷れる。

 

 この国債百兆円のばらまきと消費税廃止によってデフレから脱却出来る。物資は有るし、供給設備も有るのだから、戦後のようなハイパー・インフレにはならないとさる経済学者も言っている。むしろインフレ気味の方が国は国民から借りたお金の価値が下がり、結果的に借金を減らす事になるのだ。デフレ政策で発展した資本主義国は無い。10万円給付などより余程効果的な消費税廃止を今こそするべき時だと思うが、皆さんは如何思われるだろうか。