すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

鳴神山登山(その1)

 たまには花の有る山に登ろうという事で、群馬県桐生市に有る鳴神山へ行く事にした。鳴神山は歌舞伎十八番「鳴神」でお馴染みの鳴神上人が住んでいたと言われる伝説のお山で、この山はまた固有種で絶滅危惧種のカッコソウの群生地としても有名で有る。他にも固有種のナルカミスミレが有るし、花の名山として地元の方々に深く愛されている山で有る。

 太田藪塚インターで高速を下り、登山口で有る駒形へ向かう。登山口はもう一つ大滝口が有るが、車を駐める場があまりないので、こちらを選んだ。

とは言え、こちらも駐車スペースは少ない。あらかたの車が路上駐車で有る。

今日の登山の無事を道祖神に祈る。

このゲートの脇から登山道へ入る。

山吹

ヒトリシズカ

カッコソウ保護の看板。

鬱蒼とした杉林が登山道脇に広がる。

巨岩がゴロゴロする渓流沿いの道を行く。

鹿の食害や盗掘が有るので、植物を守るため、保護をしている。

ハルトラノオ

スミレには種類が沢山有り、私にはちっとも分からないので
これはスミレNo.1としておこう。

こちらも食害を防ぐため、ネットを回している。

カタクリ。鹿に食べられてしまうのか、柏崎の八石山のようには
群生していなかった。

この辺りから杉林から広葉樹林帯に変わる。
そろそろ芽吹きの時期で、森はこれから春を迎える。

水場だが、最近は余り雨が降ってないので、流れは細い。

昨年復旧された井戸。でも水は飲めない。


この辺りではアカヤシオツツジが群生していた。
まだ咲き始めという所で、満開になればさぞ綺麗だろう。

地元の山岳会の方達が昨年建てた山小屋。
これが有ると本当に有り難いですよね。

頂上の直ぐ下に有る雷神岳神社。
頂上へは左の鳥居をくぐり、急登を右に曲がるとすぐ。

頂上直下の分岐を示す道標。
鳴神山は桐生岳と仁田山岳からなる双耳峰で、仁田山岳頂上は
左へ行って直ぐ。

頂上はさして広くないが標高980m、視界は良く、360度の眺望で有る。

周囲の山の方角を示す山座同定標が立てられている。