コミセンの年中行事自然観察会で乗鞍岳畳平のお花畑へ行ってきた。この行き先は私が企画しただけにお天気の具合が心配で有った。台風12号が去ってくれて一安心。
しかし当日はお天気は良いのだが、雲が山にかかっている。う〜ん、これだと景色はそう多くは望めない。果たしてバスは時折、雲の中を突き進むことになった。目的地近くになると雲の切れ間から青空も望め、迫力有る岩山の光景も見えるようになった。まあ、これくらいなら文句は言えまい。
現地に到着しました。標高2,702m。下界と違って非常に涼しい。参加者の中には慌てて長袖のシャツを着る人も。記念写真を撮り、お花畑へ行く部隊と富士見岳へ登る部隊に分かれます。私は富士見岳へ登る一隊を引き連れて行く役目です。
夏雲が出ているので遠くの景色はイマイチです。
でも雲と青空のコントラストが綺麗。
雄大な景色の中の木道を歩いて行きます。
山部隊は一路富士見岳頂上を目指します。と言っても僅か20分
位で簡単に登れます。が、普段山歩きをしない方にとっては
気圧が低く、空気も薄いのか、結構きつそうです。
最初は雲に隠れていた乗鞍の最高峰剣が峰(3026m)も姿を現しました。
期待していた北アルプス方面の眺望は雲に遮られて残念ながら得られませんでしたが、この時期だけにしょうがないかも知れません。わずか2時間半の滞在でしたけれど、十分に高山の雰囲気を楽しんで戴けた物と思っています。誰も高山病になる方がいなくてホッとしました。下界へ戻ればいつもの暑さが待っていました。途中立ち寄った道の駅ではスイカが大好評でした。
山へ登ったことよりも、往復10時間もバスに揺られた方が疲れたみたい。家に帰ったら、シャワーを浴びて直ぐにバタンキューでした。
出逢った花
ウメバチソウ。周りの黄色い花はアキノキリンソウ?
でも背丈が低いしなあ。
期待していたクロユリが無かったのは残念でした。ほんの僅かな時期のずれで、見ることが出来ないのは自然の行うことだからしょうがないですよね。またの機会を楽しみにしておきましょう。