すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

御岳山登山(その2)

 さて今回の旅のメインイベント、御岳山ロックガーデンコース一周です。大体一周3時間程度を見込んでいますが、ロートルばかりの我が部隊。果たして予定通りに行きますかどうか? でもその前に腹ごしらえ。長尾平と呼ばれる所でお昼です。ここの長尾茶屋には「天空のソムリエ」と異名を取るご主人の川崎直之さんがいらっしゃってワインやビール、コーヒーなどを売っていて、登山客には大人気のお店です。私たちも帰りにワインを買って行こうと決めました。

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長尾茶屋。建物はボロいけど、売られているワインは中々のものです。

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長尾平の東屋が見えてきました。見晴らし良さそう。

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昼食を摂った場所からはこの山が近くで目についたんだけど、生憎関東のお山はさっぱりわかりません。

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同じく周辺の山々。奥多摩にも沢山山が有るねえ。

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さて腹ごしらえも終わり、いよいよ進軍開始。杉木立の中の急坂を一気に下ります。かなりの斜度です。これを登りに使ったら、バテてしまうがな。(笑)

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長い下り坂が終わり、やっとお目当ての七代(ななよ)の滝へ来ました。

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余り落差のある滝ではないけれど、山奥にひっそりと有って、何か深遠さを感じる滝です。

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滝見物が済んだら、今度はロックガーデン目指して、この長い鉄の階段を上らなければなりません。まあ、下れば上らなければならないから、しょうがないんだけど難儀やなあ。

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天狗岩と呼ばれる大岩のある所に来ました。岩の頂上には烏天狗が祀られています。後のメンバー二人の到着が遅いので、私だけこの岩に上ります。猫とバカは高い所に上りたがるってね。(笑)

 さて、ここから少し下り、渓流沿いにロックガーデンと呼ばれる地帯を歩きます。その名の通り、巨岩、奇岩がそこかしこに見受けられます。紅葉時期ならさぞかし見応えが有ろうかと思われます。今の時期は水量が少なく、やや迫力不足では有りますが、冬枯れた景色もまたおつなものです。

 

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ロックガーデンのお休み場所に来ました。

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水は少ないながらもあくまでも澄んで透明です。

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さて第二の滝、「綾広の滝」に来ました。その滝に被さるように巨岩が有り、鳥居も立っています。厳かな伊持ちになります。

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こちらの滝の方が七代の滝よりやや落差があるか?

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滝の側には「お浜の桂」と呼ばれる巨木がありました。何で「お浜」なのかいわれは分かりませんが。(笑)

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さて少し急登を登り、大岳山へ行く方と長尾平へ戻る分岐へ来ました。我々は当然後者の道を辿ります。(笑)

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やれ、嬉しや。ここからはなだらかな道で急登は有りません。逆回りでなくて本当に良かったわい。

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「天狗の腰掛け杉」と呼ばれる杉の所へ来ました。良く天狗様が登場しますね。お犬様じゃなかったんかいな。(笑)

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腰掛け杉の脇をちょっと入ると御岳山浄水所の建物が有りました。そこからは向こうの山が良く見えます。相変わらずお山の名前は分からんけど。

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長尾茶屋に戻ってきました。ここで店主の川崎さんとお話をしてワインを買いました。ラジオの収録も兼ねた登山だと言ったら、サービスにおつまみのナッツを戴きました。ラッキー!何でもアイガー、マッターホルン、グランド・ジョラスのアルプス三大北壁冬期単独登頂を世界初で成し遂げたあの故長谷川恒男さんとお知り合いとの事。ご自身も山登りをされていて、東京山岳会に所属されてます。良い方と巡り会えました。

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長谷川恒男さんの碑です。こんな所に有るとは夢にも思いませんでした。

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帰りに土産物店街でいつものように山バッジを買いました。低山の御岳山だけど、観光地だけ有って、バッジは沢山種類が有りました。

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行きにうっかりして見過ごしていた面白いお店を見つけました。「古狸山」だって。入ってみたかったけど、今日はやってなそうな雰囲気。

 

 さて一同無事に今夜泊まる宿坊のうつぼや荘さんに帰ってきました。無事に帰ってこれたのは賽銭をちゃんとあげてお祈りしたから? ちなみに「うつぼ」とは「羽壺」との事で昔の武将が弓矢に使う矢を入れておく入れ物との事。この屋号を持つお店はそんなに多くないと女将さんが仰っていたので、由緒ある家らしい。

 

 夕飯までにまだ時間が有るから、お風呂に入り、長尾茶屋で買ったワインを戴いたナッツをおつまみに飲み、小宴会です。あー、極楽、極楽。

 

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夕飯のご馳走。この他に鮎の塩焼き、天麩羅、味噌汁などがつきました。もうお腹いっぱい。(笑)

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爪楊枝入れのお人形さん。女将さんの心遣いが嬉しい。

 

 さて明日は折角遠い所まで来たのだから、すこし青梅市の観光をします。んじゃ、また。