すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

なーんもねーどー

 お天気が良いので又ぞろキノコ採りの虫が騒ぎ出した。この間の大厳寺高原でのナメコ採りは、肝心のおナメコ様は大して採れなかったので、些か消化不良の感あり。しかし今迄採れてた木がもうみんな樹皮が剥がれてきたので、今後は収穫を望めそうもない。

 そこで新規開発に乗り出すべく、違う場所に行ってみようと言うことにした。数年前にも行った事の有る関田峠だ。ここは信越トレイルや鍋倉山・黒倉山登山の起点になっている所でもある、ただし数年前に行った時はちっとも採れなかった所だ。しかし今回は時期を変えているし、キノコ採りの腕も上がった事だし、捲土重来を期して現地へ向かった。(全くもう天気が良いとすぐ何処かへ出かけるんだから)

はい、関田峠に着きましたよ〜ん。 

 以前は鍋倉山方面へ向かいながら行ってみたが、全然駄目だったので、今日は正反対の(私は真逆なんて言う変な表現は断じて使わんぞ!)方角の梨平峠方面へ行く。この道は信越トレイルの道で、この間行った大厳寺高原へ通じている。

 もう山はすっかり葉を落として樹間が見通せる。まだ紅葉が終わってないのは旧光が原牧場辺りまでで、その先はお山は丸坊主となっている。いつも立ち寄る「グリーンパル光原荘」ももう閉鎖していた。

 さて道の両側はブナ林だが、ブナがまだ若く細い。そのせいかキノコは何処にも見当たらない。僅かにクリタケとムキタケを採ったのみだ。どうもこれじゃしょうがないので、一旦戻ってブナの大木が有りそうな所に入る。

 ここは遊歩道が付けられていて、大変歩きやすいし、あちこちに休憩するためのベンチが置いてあって大変有り難い。ここはブナの大木があるし、倒木も少なからずあるので、期待が持てそうだ。

ブナの大木がありそうな森へ入る。

腹が減っては戦は出来ぬ。先ずはこのベンチでお昼を食べて
腹ごしらえです。

 しかし、行けども行けども立派なブナの大木は有るのだが、他の木があまりない。実はナメコはブナの木に出ると思われがちだが、決してそうではない。倒れたブナの木が腐り始めたり、裂け目が出来たりすれば、ナメコが出る事が有るが、立木にナメコが生えている事は滅多に無い。寧ろブナ林の中の楢の立ち枯れた木に生えている事が多い。

 で、肝心のそのナラの木を探すのだが、これが無い。大厳寺高原などは結構有るのだが、このお山は全くと言っていいほど無い。しかも何処にもキノコの生えている様子が無い。毒キノコさえ1本も見当たらない。

ブナばっかりでナラの木なんて何処にも無い。

 ブナの森を一周したが、結局な〜んも無し。こんなにキノコの出ない山は初めてだ。前方に池が見えたので、そのまま車道を横切り、池の方に向かう。

茶屋池と呼ばれる池に出た。

 池の周辺を巡ってみても無いので、諦めて帰る事にした。全くな〜んも無い山だったなあ。もうこの山は二度来ないぞ。ホントに駄目な山。今度からペケ山と名付けよう。まあ、天気は良かったし、ブナ林は気持ちよかったし、ハイキングに来たと思って諦めよう。しかしナメコ取りは今回も不発で、欲求不満は益々募るばかり。う〜、こうなりゃ何が何でもおナメコ様を物にしなけりゃ気が済まん。また天気のいい日に何処かへいってみるべえ。(もういい加減今年は諦めたら? ホント往生際が悪いんだから)

空は抜けるような青空で気持ちが良かったんだけどねえ・・・・。