すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

長かった1週間

今週は以前やっていた仕事のピンチヒッターで月曜から金曜まで働いた。正確に言えば土、日を挟んではいたが先週の木曜、金曜も代役だったから7日間連続だった訳である。そのせいか今週の1週間は特別長く感じられた。以前も通して1週間働いた事はあったのに何故だろう?考えるに引退して普段は仕事をしない習慣が身についてしまったために、そう感じられたのでは無いかと言う事である。楽しい事は時間を忘れてあっという間に経ってしまうが、そうで無い時は長く感じると言う奴だ。う〜む、つくづく、楽隠居生活に馴染んでしまったの〜。ま、然し私はそれで良いと思っている。今日の新聞の投書欄に、仕事から引退した60歳代が一番楽しかった時代だったと言うのがあった。たしかに経済的に余裕があるならば、体がまだ動くこの時期が一番楽しいのだろう。長年の仕事から解放され、好きな事がやれればこんなに楽しい事は無い。ところが政府は財源不足の折から、年金支給をどんどん遅らす計画に加え、働くお年寄りは元気などと称して、65歳、いや、ともすれば70歳までも働いて貰おうとしている。まっぴら御免だ。元気だから働かなければならないという理屈は無い。元気なればこそ遊び回らなければならないのだ。それこそが充実した老後というものだ。第一、老人がいつまでも働いていたのでは、ただでさえ、この就職難の時代の若者が迷惑してしまう。老人が元気に遊び回ることで金を落とし、それでまた経済が活性化するではないか。日本では働く事が美徳と余りに思われすぎている。体の動く限り働く事が必ずしも本人にとって幸福なのか?長かった1週間を振り返り、こんな思いにとらわれるのであった。