すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

珍しい人の来訪

 午前中テレビを見ているとピンポ~ンとチャイムの音。はて、今頃来る人は珍しいが誰だろうと思って玄関へ出ると懐かしい顔が。我が家を建てたK工務店の大工の棟梁、Y崎さんであった。彼は同じオーディオ仲間なので家を建てる時は色々と世話になった。

 

 以来度々我が家の音を聞きに来ていたのだが、この4,5年はコロナ禍も有りヨーさんのお店には度々出没していたそうなのだが、我が家にはさっぱりであった。どうやら仕事の帰りに寄ったようなのだが、いいのかい、昼間からウチなんかへ来てサボったりして。(笑)

 

 コーヒーを飲んでひとしきり雑談をした後でレコードを掛ける。まずはパイオニアのスピーカーCS880から聴いて貰う。エー、この人はオイラとは違って聴いてもあれこれ言わない人なんだよね。だから顔色や表情で判断するしか無い。(笑)まあ、ある意味これは聴かせていただいたのだから余計な事は言わないと言う彼のポリシーでもあるのだろう。

 

 前座のスピーカーは1曲だけにして真打ちのオートグラフに登場して貰う。何曲か掛けた後でアンセルメ指揮、スイスロマンド管弦楽団による「カルメン」を掛けたら彼の顔色が一瞬変わった。音の迫力、立ち上がりの良さなどから、彼はどうやらもう一つのシステムと勘違いしたらしい。えへへ、オートグラフの良さが分かったでしょ。細かい音もちゃんと出るんだよ~ん。

 

 さてもったいぶって大真打ちを登場させない訳には行かない。ALTEC515ウーファー×2、JBL375ドライバー(フィールド)+タテマツ音工ONKO-12Xホーン、WESTERN596(レプリカ)、ALTEC815エンクロージャー(レプリカ)のシステムで聴いて貰う。もはやアルテックのシステムとは言いがたい組み合わせになってしまったがまだ発展途上。最終的にウーファーもフィールド化して完成だ。まあ、その途上の音だがY崎さんはこの組み合わせを聞くのは初めてだろうから、どんな反応を示すか楽しみだ。

 

 掛けるレコードはソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」モノラル録音ながら最高の録音だ。はい、もう完全に表情が変わりましたね。(笑)彼も最近ALTECの604Cをフィールド化した物を手に入れたそうだから、その音と比べて何か感じる所があっただろう。お昼が近づいたので彼は帰って行ったが、どうやらまた彼に悪影響を与えてしまったようだ。(笑)そのうち彼の所の音も聴きに行きたいと思っているが、装置が様変わりしていなければ良いが。(笑)