すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

時期外れの雪国植物園(写真多数)

 相変わらず閑だし雨模様なので長岡にある雪国植物園に出かける事にした。ここは本当は雪割草やシラネアオイが咲く頃が一番いいのだが、その分人が多く押しかける。人見知りする?私は人が大勢いる所が苦手なので今頃が丁度良い。しかし花を見るという点では全く期待できない時期だ。あんまり期待しないで現地に到着。案の定駐車場はガラガラで1台駐車してあるのみ。はてさてこの時期はどんな花が咲いてるかしらと思い受付で訊いてみる。すると
 「姫小百合、アザミ、湿地の方にアヤメなどが咲いています。」
との事。
 「ナヌッ、姫小百合が咲いているとな。それは捨て置けぬ。」
下田村迄出かけなければならないかなと思っていたが、図らずもこんな所で見る事が出来るとは。まあ、これだけで入場料400円を払う価値はある。

雪国植物園東口

入ってみるとノコンギクが咲き乱れている。が、貰ったパンフレットを見るとどうやらミヤマヨメナのようだ。後で調べてみるとノコンギクヨメナは非常に似ており区別しにくいとの事。道理でね。

ミヤマヨメナの群落

木遊館と書いてある方へ行く濡れ縁が中々見事なので思わずパチリ。京都のお寺か何処かに行ったみたいで何か風情あるなあ。ウチもこのくらいの幅の濡れ縁が取れていたらなあ、と思ったが金が無かったので無理、無理。

木遊館へ通じる濡れ縁

園内は広大でひょっとして柏崎の夢の森公園より広いかも知れぬ。入って直ぐに姫小百合が咲いているのを見つけた。良く辺りを見回すとあちこちに咲いている。どうやら今が盛りの様だ。しかし春の雪割草の時期はあんなに人が訪れるのに姫小百合の時はこんなに人が少ないというのはどう言うこっちゃ?宣伝不足とちゃう?姫小百合が不憫じゃの〜。よしよし、その分ワシがよく見てやるから安心しておれ。

姫小百合。こんな所で見る事が出来るとは。

ところが姫小百合の他は花がさっぱり見当たらない。やっぱりね〜。で、花があるという湿地帯の方へ行く。まあ、園内は広いだけに散歩をしていると思えば良いのだが・・・・

園内の道。花は予想通り姫小百合の他はほとんど咲いてない。

湿地帯の方へ行ったら結構花が咲いていた。アザミにニッコウキスゲ、アヤメ、ウツギ(何ウツギかよーわからんが・・・)池にはコウホネヒツジグサ?辺りがあって中々良かった。これならまあ来た甲斐があったという物だ。

アザミ

アヤメ。カキツバタじゃないよね?

ニッコウキスゲ。平地は流石に咲くのが早いようだ。山なら7月に入ってからだと思うが・・・・。

オオバギボウシ

タニウツギでもないし何じゃこりゃ?

ヤマボウシだと思うがこんなに花が重なり合っているのを見るのは初めてだ

キショウブか?

この花がわからなかったが、ひょっとしてトキソウかも知れぬと思って
調べたらやはりそうだった。これはラッキー!

コウホネ

ヒツジグサ

とまあコウホネヒツジグサもあったのでいささか満足した。雨が当ってきたので帰る事に。東口へ戻ってくると姫小百合とは違う百合が咲いているのに気がついた。どうやらササユリらしい。

ササユリ

はい、入り口の所に帰って来ました。

道のここかしこにはイワウチワやシラネアオイの大きな葉が目に付いた。さぞかし春は綺麗だった事だろう。木彫などを行っている木遊館へ入ってみる。年配のおじさん二人が(といっても私も立派なおじさんだが・・・・)一所懸命木で何か加工している。辺りを見回すと何やら面白い物が目に入ったのでそれを買う事にした。一つ300円。和菓子か何か乗せて出すと雰囲気が出そうだ。(「えっ、すかんぴんのウチで和菓子なんか出た事あったっけ?」「うるさい!」)

木遊館入り口

木彫りの小皿。こんな様な物は家にもあったのだが引っ越しの際行方不明。

二階は展示場になっていたのでそこも見学。雑多に積まれてはいるが中々面白い。今度金が出来た時に(今度という化物に出会った事はないが・・・・)
「パソコンお助け商会」の看板製作をお願いするからと言う事でメールアドレスを戴いた。

二階展示場

積んであった魚の形をした木彫りの皿の中から気に入った物を選ぶ。負けて貰って3000円也。これで遂に財布の中身はすっからかん。トホホ、明日からどないしょ?

これは鰈の形をした木彫りの皿。(左ヒラメと言うからヒラメか?
まあどっちでもいいけど。)立てて飾るための台も付けてくれたが
こんな物飾ったってしょうがない。お菓子を入れるお盆として使います。
ナヌッ、相変わらず駄菓子しか載せてないってか?只で喰ってるくせに
文句言うでない!

家でくすぶっていても面白くないので出かけたが、やっぱり出ればお金を使ってしまう。ま、しょうがないけどね。それはそれで楽しい思いをするんだから。それにしても先立つものは金だねー。あー、明日からどうして暮らす?たれかこの子に愛の手を!