この頃は余り40代の時のように晩酌をやらなくなった。その頃は毎晩ビール2本は飲み、夕飯を食べながら眠くなると並べた椅子の上でごろりと横になったものだ。眠りから覚めると既に時刻は午前零時を回っていて、慌てて残りの食事を平らげ寝床に潜り込むという誠にだらしない生活を送っていた。ビールが無くなりゃ日本酒、ウィスキーへと切り換えた。これでも当時は太らなかったから余程代謝が良かったか、重労働をしていたからだろう。今は大して食べなくとも太る。困ったものだ。酒（得に日本酒）を飲むと太るようなので最近は毎日飲まないようにしている。飲まなくても別段酒が欲しいとも思わないのはもともと呑兵衛では無いからだろう。まあ、飲まなければ体には良い訳だし、金もその分掛からないから良いことずくめなのだが、夕食がその分早く終わってしまうと言う事がどうも面白くないようなのだ。（自分の事ながら良くは分らないのだが・・・）そこで食事中にあれこれ寄り道してしまう。本を読んだり。パソコンをしたり、音楽を聴いたり・・・・。だから食事時間が異常に長くなってしまう。素直に酒を飲んだ方が反って時間が掛らないようなのだが、そこはそれ先ほど述べたように経済的な面と健康の面から毎晩は無理なのである。
で今日も7時頃から食べ始め寄り道をしたので片付けたのは9時になってからだった。女房殿がいたらさぞかし怒られることだろう。晩酌もその相手がいたら案外続けていたのかも知れない。独り酒はさほど旨いとも感じないのも毎晩飲まなくなった理由の一つだ。好き勝手をしている奴に限って案外寂しがり屋なのだ。だが私は一人の状態が長い為免疫が出来ていて寂しがりやではないのだよ、ふふふ。晩酌を一人寂しくやっている図なんて考えてみたら惨めったらしくてやっていられない。まだまだ酒で寂しさを紛らわすなんて事はしませんよ。さー、独り身の気楽さ。今夜もパソコンを使いまくるぞ-！
