すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

天気予報のバカ!(写真たくさん)

 山へ日曜日に行きたいぞーと言うMさんのリクエストにお答えして、急遽行く事にしたが、天気予報は土曜日は台風一過で良し。日曜日もまあまあだったので、日曜日に決めた。土曜の夜は私の納涼会が入っていたからだ。

 さて土曜日に天気予報を見ると晴れのち雨になっている。まあ午後遅くなってからなら問題ないか。予定通り決行じゃー。で、翌登山当日。天気予報は曇りのち雨。ありゃー、段々悪く変わってきているな。やっぱり昨日にすれば良かったかな。(土曜日の事)まあ、雨が有るのは3時以降だし、下山時に多少降ったって問題ない。それより景色だな。ガスったり、雲さえ掛からなければいい。

 朝7時に柏崎を出発。目的地の白馬五竜テレキャビン駅に着いたのは9時ちょっと前だった。途中小谷村を過ぎた辺りから、車にフロントガラスにぽつり、ぽつりと雨が当たってきたのがやや気になる。ゴンドラから降りると早くも小雨が降り出していた。クッソー、予報では午後3時頃からだったのに、気象庁の嘘つき!最初から雨合羽の着用となる。だがすごく蒸し暑い。おまけにそのせいか、虫が顔にまとわりついてうるさい。今回の登山では雨が強くなるまで、虫に襲われて参った。

 さて今回のお山は5年前に登った五竜岳の途中の山、小遠見山、標高は2007mだ。ゴンドラ駅を降りてから1時間半程度で行ける山だから、お気楽登山といった程度だろう。植物園の坂を上りながら、コマクサ等の写真を撮る。どうせ時間に余裕があるから帰りにしっかり撮る事にした。

ゴンドラを下りた時はまだアルプスの雄大なけしきが拝めたのだが・・・。
後ろの山は五竜岳

スキー場のゲレンデは夏は植物園になっている。

アルプスの女王コマクサ

ミヤマオダマキ

これは珍しい。白いコマクサ。

イブキジャコウソウ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ五竜岳

イブキジャコウソウ群落

トキソウ

ナメルギボウシ

何だっけ?

地蔵の頭からの唐松岳。ちなみに前回はガスの中でした。

 地蔵の頭で記念写真を撮っていると、何やら怪しい黒い雲が五竜岳の左手から湧いてきた。うーん、もうちょっとこの景色を隠さないでおくれ。

オニアザミ

イワシモツケ

狸の腹鼓(腹鐘?)

ゴゼンタチバナ

マイヅルソウ

ユキザサ

ツマトリソウ

コケモモ

アズマシャクナゲ

タニウツギ


 一ノ背髪(1892m地点)に着いた時は雲が景色を隠す寸前。虫は相変わらず顔に纏い付く鬱陶しさ。カメラのレンズに水滴が付き始め、これより何を撮っても心霊写真となる。エーイ、みんな雨が悪い。

五竜岳に続く白岳も雲に隠れ始める。
チックショー、もうちょっと頑張ってくれればいいのに。

 小遠見山に着いた時は辺りは真っ白。既に到着していた人たちも残念そう。まあ、しょうがないか。こんな事もあるさ。30分遅れでMさんも到着。コラ、もっと早く来いよ。待ちくたびれて風邪を引きそうだ。こうやって止まっていると、虫がうるさくてしょうがないんだから。でも晴れてたら絶景だったのに。今回は残念無念でした。帰りに道の駅小谷に寄り、温泉に入り、ラーメンを食べて、体を内と外から温めて漸く人心地が付きました。

 なお植物園の花は心霊写真で良かったら、公開致しますよ。ンじゃ又。

小遠見山からの眺め。エーン、真っ白だよ〜ん。

ちなみに前回はこんなでした。
鹿島槍ヶ岳北壁が屏風の如く立ちはだかる