コミセンの夏の自然観察会で長野県小谷村の栂池自然園へ行ってきた。栂池自然園へは私は過去2回程行った事が有るが、最初の方は展望湿原が主体で2回目は白馬乗鞍岳の登山口としてだけ利用しただけなので、じっくり湿原の花を観察をした事はなかった。また時期としても湿原の花を見るには一番いい時なので楽しみにしていた。そう言う訳で今日のブログはお花が主体です。
今日も下界は暑くなりそうですが、ゴンドラを下りた所は気温18度。涼し〜い。でも山の方は雲がかかってオイラの好きな山の風景は駄目なのよね。ま、今日は花が主役だからいいか。
ゴンドラを下りるとサルオガセが寄生している木が目に入ります。
誰かがアキアカネを捕まえてくれました。夏の間は涼しい高所に避暑に来ています。
駅を下りたらヒオウギアヤメが咲いていました。
ミヤマキンポウゲ。これも今が盛りみたいでそこら中にありました。
栂池ヒュッテの前で記念写真を撮ります。本日は広報部長のSさんが欠席なので代わりにオイラが撮らなければなりません。責任重大だあ。知ーらないっと。ふふふ、人呼んでテブレオーの異名を取るオイラの事を良く分かってないな。みんな、記念写真の出来には目をつぶってチョ。
記念写真の後解散して自由散策ですが、本日のガイド役H先生のグループに入る人多し。この看板の前で再び記念写真。さあ出発じゃ。どんな花があるかな、ワクワク。
ワタスゲ。風がちょっと吹いていたのでややピンボケになっちゃった。
(また言い訳をする!)
イワイチョウ。これもそこら中にありました。でも綺麗な花ですね。
ヒロハユキザサ。オイラは今迄これはユキザサの花の終わり頃の姿と思っていた。でもユキザサには花が緑の物にミドリユキザサとヒロハユキザサ。花の白い物に所謂普通のユキザサとオオバユキザサとが有るんだって。う〜ん、花の同定は難しい。
ウラジロナナカマド
チングルマ。私の好きな花です。でもこれって草ではなく木なんですよね。
ミヤマカタバミ?ちょっと写真が上手く撮れなかったんで自信ないけど。
私が一番見たかった花、キヌガサソウです。花火みたいで好きでーす。
白い花びらの様に見えるのは花ではなくガクです。
こちらはキヌガサソウの群生。ワーイ、花のスターマインだあ!長年キヌガサソウの写真を撮ってきて漸く葉の数とガクの数が一致するのを発見しました。写真で何度も確かめたので多分そうだと思うんだけど・・・・。(怪しいな?)
サンカヨウ。これもそこら中に有ったのですが、残念ながらほとんど花が終わっていました。
雪が残っている所へ来ました。ここには風穴と呼ばれる穴があって、中は氷柱が下がっています。
オイラ色弱だから赤い花は苦手なんだよね。これはベニバナイチゴ。
他の水芭蕉はみなオバケになっているのですが、ここはまだ雪が消えたばかりなので、花が残っていました。
お馴染み、エンレイソウ。
ツマトリソウ。この辺りはまだ花が残っているんですね。
コイワカガミ。この花の時期は長いようです。
昼食で〜す。河原を吹く風が心地よい。戸外で摂る食事は美味しいですね。
シナノキンバイ。ミヤマキンポウゲとどう区別を付けるかだが、花の大きいのがシナノキンバイたって、どれくらいの大きさからがシナノキンバイか分からんじゃないの、アアタ!
シラネアオイ。これもサンカヨウ同様そこら中にあるんですが、花の時期は終わっており、僅かにここだけに有りました。でも色が薄〜い。(笑)
タテヤマリンドウ。可愛いけど美しい花です。
ニッコウキスゲ。これからが花の盛りのようです。H先生はこの仲間にはユウスゲ、佐渡大野亀の群生で有名なトビシマカンゾウなど7種類有ると解説してくれました。
オオバミズホウズキ。あ、またピンぼけしちゃった。(毎度の事だから諦めてるよ)
オタカラコウ。見つけたのはオイラだけだもんね。エッヘン!
ヒュッテに帰ってきて皆申し合わせたようにサルナシ入りのソフトクリームを食べま〜す。チベタくてうんめえ〜。さあこれで帰宅だよ〜ん。
ソフトクリームの販売所でおっもしろいポスターを見つけました。
豚ちゃんと背景の取り合わせが抜群!
ヒュッテを少し下りた所でベニバナイチヤクソウを見つけました。
クルマユリ。コオニユリとの違いは葉が茎に輪状に付いている事です。
エ〜、本日のブログに最後までお付き合いされた方に心より感謝致します。え、長すぎて写真だけザーッと見て記事なんて全然読んでないですって? だ、旦那、そんな薄情な!