先日草刈りから帰ってきてシャワーを浴びてる際、我が裸身を見てビックリした。背中が異常に曲がっているではないか。背中だけ見てると完全な年寄りジジイだべ。あ〜、やんなっちゃったなあ。
長年の重労働の結果だから当たり前と言えば当たり前。言わば仕事の勲章みたいなものだからしょうがないが、余りかっこいいものではない。亡きオヤジ殿とそっくりな体型になってしまった。考えてみればオヤジ殿は私より恵まれない体格でしかも身体障害者で有ったのだから、身体に掛かる負担はさぞかしだっただろう。今更ながらオヤジ殿の有難味が分かる。
でもこう身体が曲がってくるのは健康的にもいいものではない。だからなるべく身体を真っ直ぐ伸ばして歩くようには心がけているのだが、気づいたその時だけ真っ直ぐにして、後は知らないうちにまた丸くなって歩いている自分に気付く。少しでも背中が曲がるのを防ごうとストレッチをしたり、ゴロゴロ（スリーミーローラー）にかかったりしているのだが、一旦曲がった物はそう簡単には直らない。いや絶対に元には戻らないだろう。だからこれ以上悪くならないように心掛けるしかない。
歳を取ると言う事はある意味で残酷だ。自分ではそれなりの体型をしていると思っていたのに、歳を重ねるにつれあちこちが歪んでくる。骨がすり減ったり、長年の身体の癖でしょうがないことではあるが、自分ではいつまでも若くなければ満足出来ないので有る。もう二度と昔の自分には戻れないのに夢を追ってしまう。そして鏡に映った己が姿を見て現実に引き戻されるのだ。(笑)
まあ考えてみればいつまでも歳を取らないなんて八百比丘尼じゃあるまいし、いつまでも体型同じなんて反って気味が悪い。今は歪んだ身体を素直に受け入れて、もうちょっと使い出が有るように適度にメインテナンスしながらつきあうとしますか。
