すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

ヒルを避けて

 ヒルを避けてって言ってもドラキュラのように夜に生きる訳では無い。実はひょんな事から三条市は旧下田村にある山で粟ヶ岳や袴腰山以外に登れる山を見つけた。そのうちの一つ、一本岳はどうも粟ヶ岳頂上から縦走した方が簡単そうなので今回はオミット。で、もう一つの山、下田白根山だ。草津白根や日光白根は知っているけどそんなのシラネーぞって、私も今迄知らなかったのだ。(笑)調べてみると中々眺望の良い山らしい。これは行かねば。

 で、MさんやYさんに声を掛けてはみたものの、心配事が一つあった。それは河内山塊は名うての山ヒルの生息地なのだ。だから粟ヶ岳を始めとしてこの辺りの山は皆6月以前に登っていた。んで更にネットで調べるとやはり残雪期や晩秋が多い。その中で8月に登っているグループも有ってヒルのことには一切触れてない。おお、ではこの山は大したことないのか?と登山決行を図ろうとした。だが僅か一例ではどうにも心許ない。そこでまたまた更に調べると・・・・・・・・。

 7月に登っているグループが会った。それによるとヒルに食いつかれて酷い目に遭ったと書いてある。兎に角足下はヒルがうじゃうじゃいたそうな。ゲッ、やっぱり駄目だ。また別のHPでは5月第3週目くらい迄がヒルが出るので登攀期の限界らしい。う〜む、これは考え物ですよ。

 で、翌日登るというのに急遽Yさんに電話して計画変更するから、どの山に登るか相談しに来て欲しい旨伝えた。だが急な計画変更というものは中々決まるものではない。山の候補は沢山挙がるのだが、皆帯に短し、たすきに長しなのだ。最初に提案したのが私の明星山。これはまだひょっとして雪があるかも知れない。少し危ない山だから、この時期はちょっとと言うことに。

 次にYさんの風倉山。これは飯豊連峰などが見えて眺望はグーな山。少しルートが狭く、余り整備されてないようだが、まあ何とかなるだろう。よし、これにしよう。でも一応またまたネットで調べると、肝心の登山口への道路がまだ閉鎖されているかも知れないとの事。役所に電話して調べようにも土曜の夜ではどうしようもない。まさか現場に着いてからアウトでは困る。登山口まで荷物を背負って4kも歩くなんて嫌だも〜ん。

 次はまたYさんの挙げた山で青海駒ヶ岳。だがこれは私もYさんも以前登っているし、頂上からの眺望も良くない。で、簡単にボツ。んで今度は私が百名山の根古岳・四阿山を挙げる。標高が高い山だけに残雪の心配はあるが、5月から登れるようだし、その点は問題なさそうだ。何より展望抜群の山だ。二人とも以前登ったことがあるだけにこれは保証付きだ。これならMさんにも喜んで戴けます。あとは天候だが、調べてみると午後3時頃から傘マークが入っている。これはあくまで平地の話。山ならもっと早いかも知れない。標高が高いだけに雨に降られるのはご免だ。散々迷った挙げ句にこれもボツ。う〜ん、小田原評定。中々決まらんぞ。

 あとは白鳥山、黒斑山、岩菅山など色々上がるがじぇ〜んぶボツ。もうこうなりゃ汚穢屋の火事だね。(ヤケクソ)
結局もうヒルさえ出なけりゃ何でもいいということになって、今回も群馬県の山から選ぶことに。んで国定忠治で有名な赤城山に決定。赤城山と言ってもそう言う名前の山は無い。黒檜山、駒ヶ岳地蔵岳、長七郎山など大沼を取り囲む一帯の山々の総称なのだ。その中から今回は鈴ヶ岳を選ぶ。Yさんは10年ほど前に登ったことがあるそうだが、もう忘れてしまっていると言うことなのでOK。ハイ、漸く目出度く決定致しました。(笑)標高1567m。翌日は猛暑になりそうですが、これで下界の暑さから逃れられそうです。続きは明日。