イギリスの電撃のＥＵ離脱で世界の経済が大きな影響を被っている。デフレからなかなか抜け出せないでいる日本にとっては大きな打撃だ。不景気が長く続くようなら、私のような年金生活者はまた年金を切り下げられるかもしれない。遠いヨーロッパのこととして簡単に片付ける訳には行かない。
それにしても不景気のトンネルが長い。こんな有様で国は莫大な債務を返してゆけるのだろうか？このまま赤字国債を発行し続けて、ある日突然借金をチャラにしたいなんて言わないだろうな？いや国が赤字国債を発行し続けるのは国民の貯金を当てにしているのかもしれない。もしそんなことになれば国民は国を捨てて他国へ逃げるだろう。
今度の参議院選挙は自民党は何とか憲法改正を争点にするのを避けたいようだ。だが改正されれば国防予算は大幅に上がるだろう。またその費用を庶民から搾り取るのか？秘密保護法は通ったし、じわじわと怪しい方向へ進んでいるような気がしてならない。今年は経済も転換点なら政治も転換点となるような気がしてならない。
昨年安保法制が成立した時にあれほど騒いだ人たちが今はひっそりだ。あの熱はどうなったのか。誠に日本人は熱しやすく冷めやすい人種のようだ。今度の選挙改憲勢力の大勝利の予測が出ているが、選挙は一寸先は闇。ひょっとしてイギリスの今度の国民投票のように大どんでん返しも有るかもしれない。それは偏にブームが起きるか否かだが、ま、無理だろうねえ。（笑）
ともかく貧乏なおじさんとしては戦争が起こらないように平和な未来を望むことだ。
