すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

参加するのは私だけ(単なるグチで〜す。)

 コミセンの専門部いきがい部の年間行事で有る自然観察会の日程が決まった。行く先は長野県の栂池自然園。白馬岳が見える天上の湿原で有る。初夏の高山植物が見られる素敵な所で、私も2度ばかり行った事が有る。

 この自然観察会はいつも好評でキノコ博士のH先生が同行して色々と解説してくれる。毎回定員オーバーともなる催し物なのだ。ただいきがい部主催だから、当然いきがい部の誰かが同行してそれなりの仕事をやらなければならない。しかし同行するにも参加料4,000円が必要だから、強制的に参加させる事は出来ない。おまけに実行日が平日と有っては、勤めのある人はおいそれと参加出来ない。

 にも拘わらず毎回申し込みが沢山有るというのは高齢者の閑人が多いと言う事? まあ、こういったことが好きな方は代休を取っても参加されるそうだから、必ずしも高齢者に限った訳ではないが、兎に角格安で行けるのが魅力だ。

 ところが私がいきがい部委員の方に参加されますか?と伺った所、何方も参加されない。「行った事が有るから」とか」「勤めが有るから」と断ってくる。或いは参加料4,000円を出してまでお手伝いしたくないのかも知れない。まあ大体専門部の委員に選ばれてくる人たちは何も好きこのんでやって来た訳ではない。町内で選ばれたから責任上やって来るだけだから、強制的で無い以上仕事をしたくないのは当たり前だ。しかし選ばれた以上責任というものが有るはずだがねえ。

 今回もし私が同じような理由で不参加なら、主催部の誰もが参加しない事になって甚だ無責任と言う事になる。まあお金が絡む事になるから、先に言ったようにどうでもと言う訳には行かないから難しい話だが・・・。

 今回の様にお金が絡む行事で無くても、他の講座、教室などのイベントを催しても果たしてちゃんと手伝ってくれるのか不安になる。企画だけ参加しても実行に何ら協力しないのなら、協力したと言えるのか? まあ尤も部会に出て来てくれるだけ増しなのかも知れない。中には全然出て来ない人もいる。毎回開催通知を出す際、出席出来ない場合は連絡を下さいという一文を入れてあるにも拘わらず、一切連絡してこない。ま、こういう人は最初からやる気が無いんでしょうな。

 部会に出席しない人が出てくると、そのうちに「出席しなくても許されるんだ。私もいいかな。時間を潰してまでも出席したくない」という人が増えてきて、部会そのものが成り立たなくなる。行事も同様である。「参加しなくとも良い」ではなく「協力したい」と言う気持ちになれないものか。講座、教室、各種イベントを利用する事は有っても裏方に回るのは嫌だ、誰かがやってくれるだろうという考えは如何な物か。

 本当は私は最初から部員の協力は余り当てにしてないので有る。まあ人というものは責任者にならない限り、他人の為に動くのはいやなので有る。だから私は自身だけで企画をし、実行に移したいのだ。その方が部会を開く必要も無く、反対される事も無くスムーズに事が運ぶ。だがそれでは余りに独裁的で、私的な部とみなされてしまう。

 私が抱える悩みは他の専門部の部長さんも同様だろう。この各町内から部員を選ぶという選考方法は一考を要するかも知れないが、今のところこれに変わる有効な案が無いのも悩みの種だ。ともあれ今後の当部が主催する各種行事に我が部員様達がどれくらい参加してくれるか見物だ。