この間注文したカメラのストロボ、直ぐに自動返信メールが来て後で注文確認メールをよこすとの事だったのだが、一向に来ないのでサイトの質問頁にてどうなったのか問い合わせた。しかしその答えはなく、昨日そのサイトに行こうとしたら、何と繋がらないではないか。ひょっとして削除したのかも知れぬ。何じゃこの店は?どうも怪しいと思ったんだけどね。余りにも安すぎたからね。それにしても一体何処へ雲隠れしたのだろう?んで、オイラの注文どうなったんだべ?まあ、金払ってないからどうでもいいんだけど、喜んだだけ損した感じ。コラーッ、喜び賃返せ!
さてお話変わって最近カメラに入れ込んでいる私めはやはり実物を見てみたいと当市の「カメラのキタムラ」へ。しかしそこへ行ってみて驚いた。カメラはな〜んも置いてない。有るのは僅かな見本程度。これじゃ街の大型電気屋さんの方がよっぽどカメラ屋さんらしい。そして有るのはコスプレをして撮影する場所と自分で撮った写真を指定してプリントするコーナー。これ、カメラ屋さんって言えるの?
しょうがないから以前今持っているカメラを買ったお隣の長岡市のカメラ屋さんへ行く。ここは実際にカメラにレンズを装着して覗かせてくれたりしてくれるので、結構気に入っていたのです。中古品も置いてあるし、色々と訊きながら遊んでこようと思った訳です。
ハイ、着きましたよ〜ん。ワクワク♪。あれ、休み?しまった、定休日に来たかな。でも今日は金曜日だしぃ・・・・。ゲッ、テナント募集の張り紙。ヘ、閉店したんだべ。アチャー、何てこった。まさか閉店したとは思わなかった。確か2,3年前に今使ってる望遠レンズを修理に出した時は全然閉める感じはなかったのに・・・。
まあ、無理もない。今や地方のカメラ屋さんは不況業種の一つだろう。デジカメの普及でプリントする人は極端に少なくなったし、肝心のカメラは大型電気店でお安く売っている。それに若い人はカメラなんて使わない。スマホのカメラの性能が上がったから、それで十分なのだ。おまけに簡単にネットに上げられるし。
また一つ昭和が消えた気分になった。写真も文化、芸術の一つだったはずだが、その役割の一端を担っていたカメラ屋さんが消滅するのは寂しい。無論機械そのものは街の電気屋さんやネットで買える。しかしカメラ屋さんが売っていたのはそれだけではなかったような気がする。熟々時代の移り変わりを感じた一日でした。