すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

年季の入ったデジカメ

 私が今使っているデジカメは今年で買ってから10年になる。進歩の著しいデジカメ業界だから、普通の方ならとっくに新しいものに買い換えているだろう。だが私は今の奴に使い慣れたせいか、全く買い換える気が起こらない。

 そもそも私が初めてデジカメを購入したのはまだ40歳代の頃だ。パソコンをやり始め、ホームページを作るようになったら、デジカメの必要性に迫られ、また仕事の上でも便利なので買う事にした。但しデジカメが出始めの頃のような僅か30万画素のようなものでは満足出来ないので、100万画素のデジカメが出るまで待った。そしてその時のお値段10万円也。

 別に一眼レフの高級カメラではなかったが、新製品でスペックのいい物はどうしても割高になる。ストロボも一応付いていたので迷わず買った。所がこいつの完成度がイマイチで、ストロボが上手くシャッター速度と連動しないのか、どうにも暗いところの写真が上手く撮れない。おまけに縦型な物だから持ちにくい。何だかんだで数年で次のカメラを買った。

 次のカメラはそんなに悪くなかったが、一つ欠点があった。それはシャッターを押した後、一呼吸カメラを動かさないようにしないと必ず手振れ写真となってしまうのである。最初は何でこんなに手振れ写真が多いのかと自分の腕の悪さを呪ったが、原因を知ってコンチクショーとなった。だってそうでしょう。シャッターボタンを押してカシャッってなったらもういいと思って、つい動かしてしまうでしょう。意識して撮った時は動かさなくても、油断をしてつい動かしてしまう事も有る。

 さてそうなると次のカメラを買うのは必然だ。この頃からデジカメでも一眼レフが登場してくる。今迄はデジカメはフィルムカメラの補助的な物と考えて使っていたが、山へ行く時に2台持って行くのも煩わしいし、余り意味がないので、思い切って買った。それが今のカメラである。あとはスペインへ行く時買った安価なコンパクトデジカメが有る。

 だからあくまでも日常使っているのは一眼レフなのだ。交換レンズは全部で3本。もはや性能の上では今ではコンデジにも負けているが、やはり一眼レフならではの写真が撮れるし、何よりも使い勝手が良い。被写体を見る時も液晶画面を見て操作するよりもファインダーを覗いて決めた方がやりやすい。レンズに口径の大きいのを付けられるのも良い。欠点と言えば携帯性が悪い事か。

  もしこのカメラが壊れたら次はミラーレス一眼に買い換えようかとも考えたが、レンズが無駄になるので、やはりそのレンズが使えるカメラになりそうだ。さて取り敢えず10年選手になりましたが、もうちょっと頑張って貰うとしますか。