すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

デジカメの進歩からつい・・・・

 最近テレビCMを見ていたらキャノンのデジタルカメラの画素数が5,060万というので驚いた。いつの間に?という感じ。私の持っているペンタックスは2,008年に買った物で確か画素数は1,300万画素で、当時の普及機としては最高の方だったと思う。それが僅か7年でこの画素数だから、今更ながら技術の進歩には驚く。もっとも写真を撮るのを生業としている人ならともかく、普通にスナップ程度の写真を撮っている人に果たしてこんな高解像度のカメラは必要かというと?だが・・・・。

 しかし色んな機能を付けたり、解像度アップをして行かなければ、メーカーとしては売る戦略に困るのだろう。況してや最近は成長産業のこの分野も陰りが見えてきているから尚更である。

 私がイイナと思ったのはミラーレス一眼レフの登場である。カメラが小型化されてしかもレンズ交換が出来るという楽しみがある。もっとも山登りに行った時などは、レンズ交換など面倒くさいので専ら広角から望遠まで使えるズームレンズを使ってるんですけどね。でもこの次買う時はミラーレスにしたいな。

 さてデジカメは日進月歩の発展を遂げてきた。同じように太陽光発電を推し進めて行けば、コストもずっと下がり、なおかつ液晶パネルの発電効率も上がるだろう。だが最近政府はこの太陽光発電の普及に余り乗り気でないようだ。背景には原発稼働率をもっと上げたいという思惑が有るからだろう。だが福島事故の検証も未だ終わらず、国民の多数が反対している再稼働を推し進めるとは如何な物か?

 折角ある施設を使わないのは宝の持ち腐れとでも思っているのだろうか?だが、原発は安全だ、安全だと電力会社と共にPRして国民に嘘をついて出来た施設である。そう簡単に再稼働して良い筈がない。これは私の持論であるが、よしんば百歩譲っても各電力会社で最も安全と思われる所の原発だけを10年間という期限を区切って再稼働をゆるす。これは現在高価格になっている電気料金を下げる意味合いがある。この間に自然電力を普及させれば良い。

 技術の革新と言うものは普及すればする程急速になされるもので有る。今はコストが高いこれらの発電も普及に伴い必ず下がってくる。競争が生まれるからである。何だかんだと理由を付けて原発固執するのは電力会社や原発産業からの献金が有るからなのか?だとしたら利権優先で国民生活の安全は二の次だと批判されても仕方が有るまい。

 原発を再稼働させれば雇用が生まれると言うが、解体させても雇用は生まれるのである。そして新たなる自然エネルギー産業への投資や雇用も生まれる。自然エネルギーに方向転換して悪いことは何もあるまい。

 福島事故の後始末さえ満足に出来てないのに、良くも原発稼働率を将来は20%台にしたいなどと言えた物だ。安倍さんは日本国民は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」人士だとでも思っているのだろうか。そうでなければ国民の大多数が反対している危険な安保法制を持ち出したりすまい。

 経済の立て直しをしてくれると思ったのに、今ではそっちのけでおかしな方向へ日本が行こうとしている。こんな政治革新はまっぴらだ。革新は技術分野だけにしておいてくれー。(笑)