今日は全国的にいいお天気。爽やかな秋晴れが広がっている。そこで何日か前から計画していた恒例の妙高笹ヶ峰のハナイグチ採りに行く事にした。
だが前の晩午前零時に怪しい電話に起こされて目を覚まし、まだ起動していたパソコンでメールを見ると、コミセンから写真教室の広報修正の依頼が来ていた。しまった。もっと早くにメールをチェックするべきだったが、もうこんな遅い時間。しかも明日は早く出かけようと思っているので、こんな時間に修正版なんぞ作っちゃおれないと、前日のブログに書いた通り、ベッドへ一目散。
さて朝は少し早く起きたので、修正を始めるが、キノコの方がそぞろに気になる。まあ、修正の方は取り敢えずうっちゃっておいて、出かける事にした。ホントはこの仕事が無ければ、ゆるゆると下道を使い、妙高まで行く予定だったんだけど、流石の私もやりかけの仕事を残したままで出かけるのは気が幾分引けるので、行きは高速道路を使う事にした。こりゃあ、しこたまハナイグチを採らないと採算が取れん。
それにしても今日は快晴で気分良か〜。ハナイグチが沢山採れれば、もっと気分良か〜。(笑) ハイ、着きましたよ。先ずはグリーンハウスの近くの森に行って探してみるベえ。
快晴です。笹ヶ峰ダムはまだ工事中で、乙見湖の水は相変わらず少ない。
少しは出てるかと思いきや、これがとんだ期待外れ。オキナクサハツばかりでハナイグチのかけらも無い。こんな所は早く見限るに限る。で、笹ヶ峰ダムからいつもの夢見平方面へ。
いつもはコースを右回りに回るのだが、どうも左回りの方が楽なような気がして、一周コースを左回りに進む。そうしたら最初の落葉松林でさい先良くハナイグチの形のいいのを発見。慌てて周辺を探すが、残念ながらこの一本きり。その後もハナイグの大きくなった奴を見つけたが、これは虫が入っていたり、古くなりすぎていて、食用には適さない。やはり毎年採っている所へ行かなければダメなようだ。
途中で休憩してお昼を食べていると、コミセンから電話が入る。私が自宅の電話に出ないので、携帯に掛けてきたようだ。
「もしも〜し、すかんぴんさん、お家にいないの? 写真教室の広報修正依頼のメール見ましたぁ?」
ゲッ、マズイ。催促が来た。
「うん、居ません。(図々しくきっぱりと)メールはアー、そのう、見た事は見たバッテン、まだ直しとらんぞなもし。(お前、何処の国のモンだ?)」
「今日中に出来ますぅ?」
「何時頃までに修正ファイルを送れば良かと?」
「印刷して明日には配らなければならないので、午後4時頃までには・・・。」
「はいー、そのように致しますです」
と返事をしてしまった。う〜む、こりゃあ困った事になったぞよ。今日はじっくりとハナイグチ採りに精を出し、大猟だったらFさんに送ると約束していたのに、これじゃじっくり採れんがな。
しょうがないから帰りも高速を使う事にした。トホホ、これじゃ高〜いキノコにつくべえ。と愚痴をこぼしつつも夢見平に着いた。ここでは確かに有る事は有ったんだけど、みな大きくなりすぎている。少しは手頃な奴も採ったんだけど、とても大猟にはほど遠い。
さて漸く目的地に着きました。今年の出具合はどんなかなあ?
毎年このコースで必ず見かけるクサウラベニタケ。今回は目的地付近に
有りました。
最初は大きくなり過ぎた奴しか見つからなかったけど、落ち着いて周辺を探すと有りましたよ、手頃な奴が。
こんなのは古いし、大きすぎるのでダメ、大抵虫に食われた跡が有る。
出来れば傘が開いてないで、虫が食った跡の無い物を探すべし。
また二つに切ってみて、中が真っ黄色で痛みが無いのが宜しい。
結構この場所に居座って小さいのからそれなりに大きいのまで採る。しかし帰りの時間が気になるので、程々にして帰る事に。うーん、仕事が無ければあと1時間は粘れたんだけどなあ。残念無念。
とは言え、帰る途中もしぶとく粘って採りましたよー。何せ元がかかっているモン。でもとても大猟という訳には行きません。Fさん、そう言う訳で今回は送るのは勘弁してチョ。
三田原山の巨体が青空にクッキリです。秋晴れはホントに気持ちがいい。
はい、帰りは高速をぶっ飛ばして午後3時40分に帰宅。ここから凄まじい集中力を発揮して修正ファイルを4時5分前に送信。約束通り何とか間に合いましたぞ。(それを泥縄の仕事って言うんだよ)どんなもんだい、ワハハ!(ちっとも自慢にならん)
それにしても高速代往復4,460円+ガソリン代で国産の松茸買えるよなぁ。我ながらアホな事してると熟々思うので有りました。