すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

空き地

 久し振りに近所を散歩していたらやたら空き地が目に付いた。考えてみたらうちの団地も結構有る。中越沖地震で家が倒壊して更地にしたと言うより。夫婦二人住まいの世帯が高齢化して、子供さんの所へ行ったため、空き家、もしくは空き地になったのだ。

 家が建っているならまだ誰が住んでいたかは分かるが、更地となった所は以前誰が住んでいたか、思い出そうとしても中々思い出せない。私が今の団地に越してきた時は、まだ未建築で空き地の所は確かに有ったが、それより今はその空き地の数が増えている。空き家の数も入れると誰も住んでない区画はかなりだ。表面上は家が建っているので、そこに誰か暮らしていっ瑠要に見えるが、実際にはいないので、勢世帯数はかなり減少しているとみなければならない。

 やれやれ、この分だとこの先一体この団地はどうなるのだろうと些か不安になる。家ばかり建っていても、実際に入居している世帯数はその半分てことにならなければいいが。ともかく最近は子供が両親と同居しなくなった。結婚すれば長男といえども家を出るのである。況してや関東圏などに就職すれば、こちらに帰ってくることはない。

 そのうち夜でも明かりの付いている家がほとんど無いゴースト・タウンになるのではないか?あながち冗談とも言い切れない。我が団地は非常に高齢化していて。市の高齢化率を上回るほどなのだから。

 あまり先のことばかり心配してもしょうがないが、高齢者が更に高齢者の世帯を心配しなければならない事態はほんの目の前に来ていると言える。若い人が少しでも残ってくれればいいんだけどねえ。暮らしが昔とは違って豊かにはなったけど、老後は反って気持ちが寂しくなって行くようだ。子供の声が響き渡る団地で有って欲しいのは私一人ではないだろう。