すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

小布施に遊ぶ

 元旦はお寺参りと神社詣でで終わってしまったので、何処かへ遊びに行くことにした。これも雪の無いお陰である。どうせ行くなら天気のいいところがいい。調べたら長野方面の天気は悪くないようなので、あまり遠くないところで小布施に決めた。小布施は何度も言っているところで、古い町並みが落ちついいた雰囲気を醸し出しているので、好きな町である。

新井のサービスエリアから見る妙高山もいつもの年より雪が無い。

 小布施にはスマート・インターチェンジが有るので便利だ。降りたら早速目的地へ向かう。お菓子屋さんや酒蔵、美術館、特産品などを売っている店が軒を連ねる辺りがいい。まずは和紙で出来た物を売っているお店を覗いてみた。

紙屋さんのショー・ウインドウには紙人形が飾られていた。
あら、障子に私の影が映っている。

店内は全て紙製品が置かれていた。これは中々面白い。

 折角入ったんだから何か土産に買って行こう。富嶽三十六景が描かれているコースターが目に入った。あ、これがいい。値段も安いし。(すぐ値段のことを言うんだから・・・・)近くのお菓子屋さんで栗のどら焼きも土産に買うことにしたが、荷物になるので最後にすることにした。歩いて行くと甘酒を振る舞っているところに出た。どうやら酒造会社の裏の空き地らしい。いや〜、いい所へ来ましたな。早速ゴチになりましょう。おや、蒸籠で餅米を蒸している。どうやら餅も突くらしい。こりゃあ楽しみですよ。まあ一回りしてきたら、餅が出来上がっているでしょう。お昼を食べに何処かへ入らなくて済みますな。(もう、ケチなんだから)

綺麗なお姉さん達が甘酒を振る舞ってくれる。あ−、お正月っていいな。

 次は以前暖簾を買ったお店に入る。実は今使っている暖簾が少々見飽きてきたので、目先を変える意味で新しいのを買いたいと思って小布施に来たのだ。だが期待はちょっと空振り。以前のように品物が多くなかったし、どれも少し安っぽい感じのする物ばかり。おまけにお値段も高くなっていた。どうしようかな〜。中で一番増しと思われるのが絞り染めのものだったが。お値段4,500円也。う〜んと思案していると1割引いてくれるという。迷った時は買うのが私の信条。なけなしの財布をはたいて買った。そうしたら更に50円おまけしてくれました。ハッピー!(50円くらいでおめでたい奴)

 その後はあっちへウロウロ、こっちをウロウロしながら甘酒地点へ戻って参りまして見事きなこ餅と味噌餅をゲット。(アホ!)おいちい〜。こりゃあ、もうお昼はいらんな。

これはまたご立派などなたかのお屋敷?

落ち着いた蔵の雰囲気がいいなあ。

堂々たる構えのお菓子屋さん。軒が低いのが古さを感じさせる。

北斎館近くの建物の建物の壁には岩松院の北斎筆「八方睨みの鳳凰」をアレンジしたタイル画が有った。迫力ですな。


 さて折角来たのだから、まだ入ってない美術館へ入りたい。で、敷地が広く、建物が立派な小布施ミュージアムに入った。だが建物が立派な割には収蔵作品が少なく、作品の質から言ってもいささか残念だった。むしろ屋外に置いてあるオブジェの方が面白かった。

おお、セクシーな唇。

こちらはお鼻。立体福笑いでもするつもりでこんなのを作ったのか?

 お昼は食べなくても良かったのだが十割蕎麦の看板が目に入ったのでお蕎麦屋さんへ入る。店内はお客さんで一杯だ。正月だなあ。当然十割蕎麦を注文したが、待つこと45分。食べることたったの3分。はい、これで1,050円也。お味は、う〜ん、どうってことなかった。高くついたべー。(コラ、何てこと言うんだ)後はもう一つの目的、小布施のジャズ喫茶に入ること。通りの風景を楽しみながら向かいます。

落ち着いた雰囲気の酒蔵の壁。

 だがお目当ての「ギャラリー蔵」は1月19日まで休館。あれまあ、当てが外れたべー。しょうがない、この次を楽しみにと言うことで小布施を後にした。朝は気温1度と寒かったが、帰る頃には日差しも有り、少し暖かくなった。お正月に家でゴロゴロしているより、出かけた方が気持ちが晴れ晴れしていいですね。まあ懐は完全に冷え切りましたが。(笑)

お目当ての「ギャラリー蔵」はお休み。店主はオーディオファン
と言うことなので楽しみにしていたのだが・・・・。