谷根(たんね)地区の花桃が見頃だというので行ってみた。写真を撮るには米山の正面に光が当たる朝がベスト。と言う事で、車を飛ばして行ってみると、私以外にも結構写真を撮りに来ている人がいました。中には先週は刈羽の桃を撮ったから、今週はこちらですという方もいらっしゃいました。
水源地の坂を上り、六拡トンネルを抜けると、途端に明るく華やかな光景が目に飛込んできます。あんらー、こちらは桜が今満開なのね。途中の水源地の桜はもう散りかけていたけど、ここはやっぱり盆地になっていて寒いんだろうね。今が丁度見頃です。でもちょっと前まではこんなに桜の木は無かったように思うんだけど、「谷根のあかり」で観光に一所懸命に取り組んだ地元の方達がこう言う桜の植林もやってくれたんだろうね。
とにかく雪をまだ被った霊峰米山を背に満開の桜が圧巻です。たまたま花桃の写真を撮りに来ていた方も、思わぬ光景に接してシャッター切りまくりです。う~ん、遠くまで出かけなくとも、地元にこんないい所があったなんて。まさに「灯台もと暗し」ですな。
うひゃー、これは見事な景色だベ。
満開だ~。桜の下で宴会でもやりたくなってきますな。(笑)
花桃を撮りに来たのに、桜とは思わぬ儲けものでしたが、さて今度は主眼の花桃を見に行きます。桜の咲いている所からほんのちょっと先に桃の木は有ります。でも行ってみたら桃の花はピンクではなく赤だったあ。エーン、オイラは赤緑色弱で赤い色は苦手なんだよ~。桜と違ってちっとも綺麗に見えない。凄~く地味に見えるベ。何で赤の花桃なんか植えたんだ、グスン。でも折角来たんだから、一応写真は撮っておこう。
肉眼で見るとあまり綺麗に見えなかった桃の花が写真で見ると結構綺麗に見える。
どう言うこと?
空の青と米山の白、花桃の赤と、菜の花の黄のコントラストが綺麗です。
白の花桃も有ったけど、どうもイマイチ冴えませんな。これだから写真は分からない。(笑)
谷根の春はそこにいるだけで幸せな気分に浸れる。それは長く厳しい冬を乗り越えて巡ってきた春を喜ぶように咲く里の花々が私達を癒やしてくれるからでしょう。短い滞在時間でしたが、里山の春を満喫しました。