昨日の新聞に糸魚川の翡翠園、玉翠園を本日のみ無料開放すると書かれてあったので、お天気は良し、早速出かけた。ふふふ、只だとなると行動は早いのだよ。(ガメツイ!)
糸魚川は山登りの関係で良く訪れていた所だが、翡翠園、玉翠園はまだ入った事が無かったので、興味深かった。最初に翡翠園を訪れるつもりだったが、何を間違ったか、ナビ君には玉翠園を先に案内された。まあ両者はお互いに然程離れていないので、どっちが先でも構わないんだけどね。
玉翠園には谷村美術館も併設されていて、その外観は極めてユニークだ。それと呼応して内部も中々ユニークな設計になっているのだが、写真撮影は禁止されているので、ご紹介出来ないのが残念だ。
入り口ののぞき窓から中庭を見る。
この美術館は地元の建設会社の社長さんが建築家の村野藤吾氏に依頼して建てられたものだそうで、中には彫刻家の澤田政廣氏の作品が陳列されています。作品をお見せ出来ないのが残念ですが、木彫の仏像の大作が多く展示されていました。
中庭も中々見事です。これは紅葉の大木。
人の顔に見えると案内板に書いてあったが、こりゃあ、どうみてもイースター島のモアイ像だべ。
外観もユニークだが、内部も非常にユニークだ。何でもシルクロードの砂漠の遺跡を想定し、内部は石窟調にしたのだとか。
すかんぴんはこんな建物、とても好きです。
美術館の見学を終わり、今度はミュージアム・ショップと喫茶店が有る建物に入るが、そこからの庭園の眺めがまた見事だ。
ショップへの入り口。巨岩が配してある。
園内入り口には自然石で観音立像を模した巨岩が置かれている。重量90tだそうな。
店内からは見事な庭園を眺める事が出来る。
室内のテーブルも凝っていて、翡翠の天板だ。
庭は後ろの山を借景にしている所が憎い。おそらく京都のお寺の庭園を参考にしたもので有ろう。
さて今度は翡翠園へ向かう。途中の道が狭いので、対向車が来たら、お互いに譲り合わなければならないが、駐車場には楽々と駐められました。
翡翠園の外側の石垣。お城を思わせる見事な石組みだ。
あれ、看板を見ている人、このお天気の良いのに傘を差している。日傘?(余計な事に気がつくな!)
翡翠園入り口。ここにも巨岩が置かれていた。
この門は通らないで、その左脇の所から中へ入る。
園内へ入るといきなりコバルトヒスイの原石(重量70t)が目に飛込んできます。えー、これって一体いくらの価値ある?(すぐそう言うこと考えるんだから、もう)
ここの庭園も後ろの山を借景にしていますね。
これは佐渡の赤玉に似た巨岩。何処から持ってきたのかしら?
とにかく園内のあちこちに巨岩が配置されています。
岩や樹木は苔むしており、風情を感じさせてくれます。
少し高い所から庭を眺めます。
こんな所に住んでみたいものですねえ。
園内を一周出来るように道が付けられています。
石と水。庭園の定番ですな。
四季折々の風景が楽しめそうな見事な庭園でした。
園内にはひすい美術館も併設されており、こちらも大変見事でした、そのご紹介はまた明日。