今日は天気予報通り暑くなった。畑に水やりに行き、雑草取りは30分ほどで止め、早々に引き上げた。帰宅してからは窓を開け、風を通す。我が家のリビングは西側に面しているので、午前中は涼しい。しかも結構風が通るから尚宜しい。
しかし一転して午後の2時頃になると、パタッと風が止み、暑くなる。こうなると午睡をむさぼっていた私も暑さで目を覚ます。その頃ピンポ～ンとチャイムを鳴らしてやって来たのはお馴染みコーさん。また暇を持て余してやって来たな。しょうがない。、相手をしてやろう。
「暑いな～」とコーさんも今日の暑さには閉口した様子だ。まだ夏の暑さには体が馴れていないから、確かに少し堪える。しかし今からエアコンなんぞかけていたのでは真夏になったらどうする？ 耐えられなくなるではないか。だから拙者は心を鬼にしてコーさんの為にエアコンは入れなかったのだ。（単にケチケチなだけでしょ？）
しかし音楽を聴くに至って室温は上昇する。何せ管球アンプ2台の熱と純A級トランジスター・アンプ、更にフィールド・スピーカーの電源がまた真空管で構成されてる事もあるから、当然と言えば当然であるが、こりゃあ溜まらん。あっという間に室温は27度ほどになる。え、窓を閉め切って聴いていたのかって？ そりゃあそうでしょ。こんな大音量で聴いているのだから、窓なんぞ開けていたのでは近所迷惑になってしまう。だから真夏にエアコンをかけないで音楽を聴くというのは拷問みたいなモンなんですよ、アアタ。
最初は我慢して音楽を聴いていたコーさんもこれはたまらんと思ったのか、5時頃に退散した。元々コーさんは暑がりだから、扇風機くらいでは満足出来なかったのだろう。ん？ するとお客を早く撃退するにはわざと暑くするという手はあるな。尤も自分も我慢しなければならないというのが拙い点ではあるが。
一旦暖まった部屋は早々冷えない。夕方一時風が吹いて涼しくなったかに思えたが、ターさんが来た頃また風が止み、暑くなった。夕飯を食べているともう暑くてたまらなくなったので、禁を破りエアコンを入れた。ああ、これで明日からエアコン生活だな。人間は一旦楽を覚えれば、後戻りは出来ないものだ。ま、しょうがないよね。暑いのを我慢して、熱中症になったりしたら、それこそアホらしい。みなさん、年寄りのやせ我慢はよしましょう。（ハイハイ、お好きなように）
