すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

板倉で芝桜見物

 新聞に上越市板倉区ゑしんの里の芝桜が見頃とあったので、出かける事にした。ゑしんの里は山の帰りに良く寄ってはいたが、この季節に行くのは初めてだし、芝桜があるなんて今迄ちっとも知らなかった。それもそのはず、ここの芝桜は地元の有志で作る「みどりやすらぎグループ」と板倉中学校の生徒が4年前から毎年植えてきたものだという。道理で今迄知らなかった訳だ。それにしても素晴らしい取り組みだ。これは新たな観光客誘致に繋がる。我が柏崎もこうしたアイデアが欲しいものだと熟々感じました。

 

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田圃の土手を利用して芝桜は植えられていた。濃いピンクの色が鮮やかだ。

 

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地元の休憩施設「やすらぎ荘」の裏手一帯に植えられています。

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堀之内町根小屋の芝桜ほどの規模はありませんが、これはこれで中々見応えがあります。

 

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5月の薫風を受けて鯉のぼりが泳いでいました。

 

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土手を利用した所が中々憎いですな。

 

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残雪のお山を遠くに見て絵になる光景です。

 

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土手にはまだまだ沢山植える所がありますから、この先どんどん増えそうですね。

 

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私にとっては堀之内よりこちらが近いので便利です。しかもやすらぎ荘は温泉付き。芝桜を楽しんだ後はゆったりと温泉に浸かれます。

 

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もっと植栽箇所が増えれば、スケールアップするので、更に多くの見物客が見込めそうです。

 

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菜の花畑と黒倉山。芝桜ばかりで無く菜の花も沢山有ると嬉しいなあ。青い空、残雪のお山、新緑、菜の花と中々絵になる風景です。

 

 地元の方々の努力で新名所を作るその活力に大いに励まされました。こう言う下からの力が我が市柏崎にも欲しいと思った次第でした。

お散歩の付録

 どうも毎日畑と家を往復しているだけで、後は家でゴロゴロばかりすることになってしまうので、たまに散歩する事にしている。漸く陽気が良くなってきて、最近は少し暑いとさえ思えるくらいだ。

 

 さてそんな散歩の途中のご褒美は各家々に咲いてる花だ。ウチにはロクな花が咲いてないから、(笑) 他人様の花を眺めて大いに満喫している。殊更に4月、5月はいろんな花が咲き出して、季節の移ろいを感じている。

 

 今日はハナミズキ、牡丹、フジ、ハーブなど色んな花が楽しめた。ウチと違って皆さんとても上手に栽培しておられる。(笑)こりゃあ、なまじウチで育てるより、他人様の家の花を眺めてる方が無駄な事をしないでいいですな。(アホ!)

 

 お散歩すると、こうやって付録がついてくる。こりゃあ毎日散歩しないと駄目ですね。ランニングでは気付けないお花鑑賞です。

 

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黄色い牡丹。もう咲いてました。綺麗だなあ。

 

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こちらは保育所前にある藤棚。今が盛り。これも見事です。

新マスコット

 今日は畑に野菜の苗を植えようとホームセンターに買いに行った。探しているうちに、棚に可愛い子犬の置物を発見。そう言えば我が家の子猫の置物「瞳ちゃん」も一匹では寂しそうだから、この際連れを与えてやるかと思い、衝動買いしました。まあ同じ猫でなくて悪かったけれど、きっと君を大事に守ってくれるよ、ウン。

 

 苗代が2,800円ほどなのに、この秋田犬の子犬ちゃんのお値段は約1,000円。オイラも物好きだあ。ま、いいか。見てて癒やされるから。さてそれはそうとこの子犬に何て名前を付けようかなあ。そうだ、また募集しようっと。えー、そう言う訳で皆さん、この子にふさわしい名前を付けてやって下さいな。

 

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オールラウンダー VS スペシャリスト

 世の中には何でも平均点以上に出来る人、いわゆるオールラウンダー、大して一芸に秀でて名をなす人、いわゆるスペシャリストがいる。陸上競技で言えば十種競技をやる人と100mをやる人みたいな物か。

 

 まあ、どちらが凄いかというのはさておいて、世の中に出た時にどちらが困らないか、どちらが得をするかというと、判断は容易でない。ただ現代社会はどちらかというとスペシャリストの方が重宝がられているような所が有る。それは高度に科学技術や文明が発達しているから、より高みを目指そうとすると、どうしても専門的な知識や技術が必要になるからだ。何でもそこそこ出来る人より、トップの知識や技術がある人の方が会社が発展するには戦力となる。

 

 まあ社会は専門的な事しか出来ない人ばかりでは困るのだが、技術の発展という観点から見ると、どうしても最高の知識、技術が必要となる。

 

 こうして考えてみると、私なんかアレに手を出しこれにチョッカイを掛け、どれも平均点以上取れないのだからお恥ずかしい。虻蜂取らずと言う奴だ。とてもオールランダーと言われるような者にはなれないが、趣味を広く浅くやっているので、退屈しない事は確かで有る。それに一つの事に失敗しても、あまりがっくり来ないし、立ち直りも早い。(笑)

 

 何でもつまみ食いばかりして、どれも物にはなっていませんが、どうもそのせいか、色んな人と付き合って行ける。してみると広く浅くもまんざら捨てたものでは無い。まあ、伝統芸能や特的技能継承者みたいに未来永劫表彰されるなんて事は無いが、その分責任を感じる事も無く、お気楽に生きて行けますな。有り難い事です、合掌。

オンボロプリンターと一日中格闘の記

 今日は朝から中学校同期会の案内状を印刷した。まず案内文と回答欄の作成、印刷をし、それから宛名や差出人の印刷をするのだが、これが往復葉書なので中々大変だ。以前の「筆まめ」は作成に往復葉書の項目が無かったので、4面をそれぞれ印刷しなければならなかった。新しいバージョンは往復葉書作成の項目が出来たので、多分ずっと楽に出来るのだろうが、まだ試してなかったので、従来通りのやり方で行った。

 

 しかし問題はウチのプリンターで、今迄使っていた物が紙送りが駄目になったので、同じ機種の物を中古で買った。ところがこれもまた紙送りが駄目で、壊れた物よりも幾分ましな程度で有る。紙送りが駄目だから、紙が素通りしてしまうのだ。たまに連続して印刷できることも有るが、滅多に無い。甚だしきは4回も5回も連続して素通りしてしまう。

 

 まあこんなであるから印刷するのにエライ時間が掛かってしまう。これが155枚をしかも4回に亘って印刷しなければならないのだから大変だ。この日は原稿作成も含め、朝の9時半から取りかかって夜の10時まで掛かった。途中お昼や夕飯の休憩も有ったとは言え、恐ろしく時間が掛かったもので有る。

 

 通常なら恐らく1時間も掛からないで終わってしまう仕事がかくの如く掛かるのはオンボロプリンター故だ。本当は今回の総幹事のM君がやるはずだったのが、アータラ、コータラで出来ないから、私に頼んで来たのだ。まあ、確かに往復葉書は面倒なんだけど、今はソフトも良くなっているんだし、誰かやってくれれば良いのだが、他の幹事はどうもパソコンがあまり得意で無いようなので、勢い私がやらざるをえなくなったという話。

 

 まあ、私も相当なお人好し。手間が掛かるのを承知で引き受けたんだから。えー、だからプリンターの前に陣取り、葉書が素通りになると、それを抜き、再びプリンター背面に給紙するという作業の繰り返しなので有ります。私のプリンターは高い位置に設置してあるから、椅子の上に立って、ひたすらこの作業を繰り返すので有ります。そして成功率20%程度の事をやっているのだから、その努力と苦労がお分かりでしょう。お陰で今日は足がパンパンになってしまった。

 

 え、そんなに時間を無駄にするんだったら、今やプリンターなんて安いんだから、新しいのを買った方が早いだろうって?め、滅相も無い。お金の持ち合わせは少ないけど、時間の持ち合わせはたっぷり有るんだから、いくらでも労力は惜しみませんよ。懐から有り金をはたくくらいなら、幾らでも辛抱して今のプリンターを騙し騙し使いまっせ。それにこんなに大量に印刷するなんてまず無い事だもの。そしてね、素通りしやすいのは葉書だけなんだもん。尚更ですよ。オイラ、ケチだからこのプリンターを使い潰すぞー!(あ、そう。まあ、勝手にやってチョ)

 

 

 

 

 

糸魚川でぶらすかんぴん(その2)

 さて糸魚川と言えば糸魚川静岡構造線、これは露頭にそれが現れている地点に以前行った事が有るが、もう一つ有名なのがヒスイ。何たってこれですよ。奴奈川姫伝説も有る事だし、ヒスイの産地と言う事で、この伝説を一層神秘的なものにしている。松本清張の小説にも「万葉翡翠」と言う短編が有る。

 

 てな訳でここはどうしてもひすい美術館を訪れなければなりません。

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ひすい美術館入り口

 

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この翡翠園の看板に有るように、」昭和30年3月以前はひすいの持ち出しが禁止されてなかったから、この谷村建設の社長さんのように、ヒスイを掘り出し、職人さんに加工させたものらしい。うーん、土建屋さんのメリットですな。今では一体いくらのお宝になるか想像がつきません。

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さてもう説明の必要無しです、素晴らしい玉の数々をご覧下さい。

 

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これは地元産のヒスイを加工したもの。谷村氏は地元産だけで無く、世界中のあちこちから玉を集めていたようだ。

 

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これは本水晶の観音様。凄いですね。ともかくこんなに一度に玉を見るのは2000年にミネアポリス美術館の中国室を見て以来だ。あの時の玉を加工した数々の作品にも驚いたものだ。

 

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これはビルマ産(ミャンマー産)ヒスイ。

 

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只もう口をアングリとして見ています。(笑)

 

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インドヒスイの龍上聖観音立像

 

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今ではヒスイが採れる小滝川上流などは採取禁止だが、海辺で拾うのはOK。そこで海辺でこれはと思うものを拾い、「フォッサマグナミュージアム」で鑑定して貰う訳です。たまに大物を拾う人有り。皆さんもチャレンジされてみては?

 

 さてひすい美術館を見学した後はお隣の敷地に有る「七社」、「釈迦堂」「五百羅漢堂」を見学します。中でも面白かったのが五百羅漢堂です

 

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五百羅漢堂

 

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本当に五百体有るのかな?

 

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羅漢さん達はみな色んな仕草をしている。また顔がどれ一つとて同じ物が無いようだ。見てるだけで楽しい。

 

 さて最後についでだからフォッサマグナミュージアムまで足を伸ばす。何か面白い催し物やってないかな?

 しかしこの間クラシックカーの展示をやったばかりなので、今日は露店が出ているのみで、大したことが無いので早々に引き上げた。でも館内はヒスイの鑑定会をやっていたので、家族連れで賑わっていた。みんな海岸で拾った小石を持ち込んで来るみたい。

 

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フォッサマグナミュージアム。結構人出は有りましたよ。向こうに見える山(右奥)は明星山。

 

 はい、何だかんだとあちこちぶらついて、結構暇潰しになりましたよ。10連休と言っても懐具合が懐具合だから、そんなに遠くには行けません。まあこの辺りがオイラにゃ似合っているようで。それではまた。

 

糸魚川でぶらすかんぴん(その1)

 昨日の新聞に糸魚川翡翠園、玉翠園を本日のみ無料開放すると書かれてあったので、お天気は良し、早速出かけた。ふふふ、只だとなると行動は早いのだよ。(ガメツイ!)

 

 糸魚川は山登りの関係で良く訪れていた所だが、翡翠園、玉翠園はまだ入った事が無かったので、興味深かった。最初に翡翠園を訪れるつもりだったが、何を間違ったか、ナビ君には玉翠園を先に案内された。まあ両者はお互いに然程離れていないので、どっちが先でも構わないんだけどね。

 

 玉翠園には谷村美術館も併設されていて、その外観は極めてユニークだ。それと呼応して内部も中々ユニークな設計になっているのだが、写真撮影は禁止されているので、ご紹介出来ないのが残念だ。

 

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入り口ののぞき窓から中庭を見る。

 

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この美術館は地元の建設会社の社長さんが建築家の村野藤吾氏に依頼して建てられたものだそうで、中には彫刻家の澤田政廣氏の作品が陳列されています。作品をお見せ出来ないのが残念ですが、木彫の仏像の大作が多く展示されていました。

 

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中庭も中々見事です。これは紅葉の大木。

 

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人の顔に見えると案内板に書いてあったが、こりゃあ、どうみてもイースター島のモアイ像だべ。

 

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外観もユニークだが、内部も非常にユニークだ。何でもシルクロードの砂漠の遺跡を想定し、内部は石窟調にしたのだとか。

すかんぴんはこんな建物、とても好きです。

 

 

 美術館の見学を終わり、今度はミュージアム・ショップと喫茶店が有る建物に入るが、そこからの庭園の眺めがまた見事だ。

 

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ショップへの入り口。巨岩が配してある。

 

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園内入り口には自然石で観音立像を模した巨岩が置かれている。重量90tだそうな。

 

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店内からは見事な庭園を眺める事が出来る。

 

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室内のテーブルも凝っていて、翡翠の天板だ。

 

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このコーヒーカップ翡翠では無いが、中々洒落ている。

 

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庭は後ろの山を借景にしている所が憎い。おそらく京都のお寺の庭園を参考にしたもので有ろう。

 

 さて今度は翡翠園へ向かう。途中の道が狭いので、対向車が来たら、お互いに譲り合わなければならないが、駐車場には楽々と駐められました。

 

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翡翠園の外側の石垣。お城を思わせる見事な石組みだ。

あれ、看板を見ている人、このお天気の良いのに傘を差している。日傘?(余計な事に気がつくな!)

 

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翡翠園入り口。ここにも巨岩が置かれていた。

 

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この門は通らないで、その左脇の所から中へ入る。

 

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園内へ入るといきなりコバルトヒスイの原石(重量70t)が目に飛込んできます。えー、これって一体いくらの価値ある?(すぐそう言うこと考えるんだから、もう)

 

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ここの庭園も後ろの山を借景にしていますね。

 

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これは佐渡の赤玉に似た巨岩。何処から持ってきたのかしら?

 

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とにかく園内のあちこちに巨岩が配置されています。

 

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岩や樹木は苔むしており、風情を感じさせてくれます。

 

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少し高い所から庭を眺めます。

 

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こんな所に住んでみたいものですねえ。

 

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園内を一周出来るように道が付けられています。

 

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石と水。庭園の定番ですな。

 

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四季折々の風景が楽しめそうな見事な庭園でした。

 

 園内にはひすい美術館も併設されており、こちらも大変見事でした、そのご紹介はまた明日。