すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

蕎麦打ち道場

夕べの宴会は夜11時頃まで続いたがちょっと料理を作りすぎたためにみな満腹状態。でもみんなおいしく食べてくれて作った当方としては嬉しい。話題もオーディオ仲間だけに話しは尽きる事がなかったが、来年3月に一関のベイシーにみんなで聞きに行こうという事になった。これは高速道路が只のうちに行こうというものだ。果たして私が受けた印象通りに皆さんがベイシーの音を感じるかどうか見物である。
 さて本日は地元コミュニテイセンターで行われた蕎麦打ち道場である。私は我流で自宅で蕎麦を売っていたので、他流試合のつもりで出かけたのである。残念ながらつなぎは小麦粉と布海苔だったので少しがっかりしたが、(私は布海苔蕎麦は余り好きではない。)地元で栽培し刈り取った蕎麦を使うのでどんな味になるか楽しみであった。参加された方達はご年配の方が多いので、私は2番目に若い方であった。初参加の方も何人かいたが(当然私も初参加)皆一所懸命である。ただ皆こねるのが遅い。無理もない。おそらく一年に一回くらい、この時くらいしか蕎麦は打たないのだろうから。その点こちらは自宅でたびたび打つので早い。おまけにつなぎに布海苔を混ぜているのですこぶる楽だ。昨年はこねるのに40分もかかり、満足に繋がらなかった人がいるそうだが、ことしは皆腕が上がったのかそんな人はいない。私はあっと言う間にこね終わり、伸ばす順番を待つ位だった。さて伸ばしてみると蕎麦粉と小麦粉だけの時より、布海苔を混ぜた場合は幾分伸びが悪い。だがたたんで切った時は包丁にくっつくような事はなく切りやすかった。また茹でても布海苔が混ぜっているだけに切れ切れにならない。
 自分で打った分は持ち帰り、別に昼食用にもう一回打った。さてお昼だが何と酒が出るではないか。しまった、車で来なけりゃ良かったと言うと、「蕎麦だもの酒が出るのは当然でしょ。」とあっさり言われてしまった。ごもっとも。私の読みが浅かったようで。更にSさんからイナダ、Tさんからワインの差し入れがあっては、益々悔しい思いをした。しかし夕べは11時近くまで飲んでいたんだから、そんなに欲張る事はないか。豚汁も付いてこれで講習料千円なり。安すぎる〜。(笑)銘々の食卓には通常お店で出る量の倍程の蕎麦が盛られている。私はあっという間に1枚平らげ、2枚目に入る。向かいの方は何か物憂げに食べていて中々箸が進まない。2枚目も食べ尽くし、どうしようかなと思っていると、まだまだ余っているので食べてくださいと、椀子蕎麦のごとく強制的にそれぞれの笊に入れに来た。私の所だけ異常に多い。(笑)結局3枚たべてしまったが、向かいの人はまだ1枚目の蕎麦が食べ終わらない。この人は蕎麦は嫌いなのか?それにしても蕎麦打ち道場は3回目の参加だという。食べるのが好きなのではなく、打つのが好きなのか?
 それはともかく蕎麦は幾分固硬めであったが、美味しく戴けた。久々に蕎麦を腹一杯食べて満足、満足。そして自身の打つ蕎麦にも自信を持つのであった。