今日は赤穂浪士の討ち入りの日だという。今もってその忠義が伝えられ、毎年この頃になると必ず話題になる。これは現代から義の心が失われてしまっているからではないだろうか。義理人情というとやくざを連想するかも知れないが、義や責任というものは大事だと私は思う。今日も今日とて私の義理の甥っ子が仕事をしたのに金がもらえないということを言ってきた。仕事を頼んだ側は信頼と言う事を忘れているのではないか？仕事を頼んだ以上はどんな事があっても金は払わねばなるまい。例え一度に支払う事が出来なければ、僅かずつでも支払おうとする意欲は見せなければなるまい。それが払う金がない、とか払えば生活できないなどと開き直るなどはもってのほかであろう。それならなぜ仕事を頼んだのか？最初から踏み倒すつもりだった言われても仕方あるまい。しかも働ける人間がいるのに働かない。さらに自分の子供達に借金を頼む訳でもない。他人様に迷惑をかけても、被害を与えても恥ずかしくないのだろうか？誠意や責任などと言う言葉はもはや現代においては死語なのか？当の人達は私が商売をしていた時のお客さんであったから驚きを禁じ得ない。決してそんなに悪い人達ではない筈だ。、貧すれば鈍すると言う事にはどうかならないで欲しい。
それにしても仁義礼智、忠信孝悌と言う言葉が懐かしく思われた本日でした。
