午後から常連客のKさんが遊びに来て色々と雑談したが帰りがけに死ぬことについての話になった。そろそろお互い体にガタが来始めてきているのでそんなことを考えるのだが、独り身の私は特に特にそこに思いが行く。他人に介護されるなんてまっぴらだ。
「さあ、おじいちゃん、おむつを替えましょうね。」
なんて言われる自分を想像するとぞっとする。呆けて自分が誰だかわからなくなるのも嫌だ。かくも老いを迎えるのは覚悟がいるものか?果たして呆けたり体が利かなくなったりした時に自分がどう言う行動を取るのか自信がない。昔の武士のように生き恥をさらす位なら腹かっさばいて・・・・・なんてことが出来ればいいののだがそこまでの勇気はない。まあ、先のことを今からあれこれ考えてもしょうがないので当面は成り行き任せとしましょうか。