ＹさんにＣＤプレーヤー専用プリアンプを作って貰ったのはいいが肝心のＣＤを何処にしまい込んだかわからない。この前試聴したのは車で聴いていた物だから、大半は引っ越しの際何処かの箱にしまい込んだままだ。これでは宝の持ち腐れなので夕方俄に思い立って探し始める。悪戦苦闘の末遂に発見。お陰で納戸は散らかったままだ。さて何だかんだでＣＤも結構買っていたから50枚位はあるだろうと思っていたらあに図らんやまともなＣＤは20枚位だ。後はホームセンターか何かで買った廉価版ＣＤばかりだ。ありゃあ、こんなに少なかったかな？と思ったが良く考えてみれば確かに未発表曲を入れたものやＬＰで廃盤となった物位しか買わなかったのでそんな物かも知れない。
ところでやっぱりＣＤはお手軽に聴けて便利だ。便利故に聴き方がぞんざいになってしまうのもよくわかる。だがＬＰではもはや手に入らない物はＣＤで聴くしかない。そういう訳で今私は当時ＬＰで廃盤だった「サラ・ヴォーン・アト・ミスター・ケリーズ」を聴きながらこのブログを書いている。これは未発表曲を加えた完全版で21曲も入ったお得なアルバムだ。くつろいだ雰囲気の中で歌っているサラがとてもいい。クラブでのライブだがスタジオ録音の多かった当時のサラとしては貴重なアルバムだ。中でもエラ・フィッツジェラルドのお得意曲「How High the Moon」をまねて歌っているのには思わず笑ってしまう。明らかにスキャットで歌詞を適当に誤魔化して歌っている。そんな訳でＣＤアンプが出来たお陰で久し振りにＣＤをいい音で堪能している。ああ、また夜更かししてしまうな、こりゃあ。明日はまた寝坊をしようっと・・・・・
サラ・ヴォーン・アト・ミスター・ケリーズ
