すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

山古志ぶらり旅

 毎日の猛暑でエアコンを掛けながらゴロゴロしているのも何だから出かける事にした。別に何処でもいいのだが、一応目的地が決まっていると何か安心感があるので、旧山古志村のアルパカを見に行く事にした。実は地元の半田小学校にも1頭居たのだが、最近は見ていない。夏バテでおっ死んじまったのだろうか?(まさかね)旧山古志村がアルパカを飼い始めたのは中越地震後だ。このアルパカが地震に遭った人達に元気を与えたのは疑う余地のない所。
 さて小千谷から山古志に入りアルパカの居る所を目指すのだが、山古志は意外に広く中々たどり着かない。山の中にあちこち部落が別れている。養鯉場はここかしこにあるし、闘牛場の案内看板も随所に立てられている。だがアルパカの場所の案内は一向に出てこない。旧山古志村役場の情報センターで地図を見て確認し、後1km程とわかった。アルパカの絵が描いてある細長い看板が立っていて1KMと書いてある。所が次の看板には7kmと書いてある。あ?なんだこりゃ?さっき確か1kmと書いてあったのに・・・・詐欺に遭った気分だ。気を取り直して運転し続けると種苧原部落に着き、ようやくそこでアルパカ君に出会えた。5頭程がそこでは飼われていた。

種苧原(たねすはら)では大小5頭のアルパカが飼われていた。ちなみにこれはやや小さい型だ

 さて帰ろうかと思ったら何ともう1カ所アルパカを見る事の出来る場所があるという。あ?さてはさっき1kmとあった看板はもう一つの場所へ行く距離表示だったのか、と気がつきUターンして油夫の部落へ向かう。こちらの牧場は色んなのがいた、いた。いっぺーこといるでよー。

こちらの牧場は多くの家族連れで賑わっていた

感心した事はアルパカ君達は決まった場所で用を足すと言う事だ。これは飼育員の人がそう躾けたのか、それとも生まれながらの習性なのかわからないが、う〜ん、アルパカ君もエライねと思った。子供達は百円の餌を買って手のひらに載せ、アルパカに餌をやりながらスキンシップをしているが、ケチなすかんぴんオジサンは百円が惜しいからそんな事絶対にしない。だって百円有れば缶コーヒー飲めるも〜ん。(ダメだ、こりゃ!)ちょうどお昼時でアルパカ君達はせっせと干し草(藁?)を食べていたが、食べ終わると皆しゃがみ込み始めた。どうやら寝るみたいだ。食べた後眠くなるのは人間様もアルパカも変わり有りませんな。

すかんぴん一押しの可愛子ちゃん。(白いアルパカ)
足が長く胴が短く目がつぶらで本当に動くぬいぐるみ。
手前の茶色の赤ちゃんアルパカも可愛い

「餌ちょうだいよ〜。ア〜ン。」お客さんから餌を貰うのを楽しみにしている

とにかく子供達にはアルパカは大人気だ。願わくばもっと数が増えてこの牧場も大きくなり、もっと観光客にも来て欲しいものだ。様々なアルパカグッズもどんどん開発し、地域活性化に結びつけて欲しい。子供達の中にはひょっとして家で飼いたいなんて思う子もいたのではないか。帰りの車中でひょいとそんな事を思い、楽しい気分に浸りました。帰り道は旧越路町へ抜けることにした。そのついでに金倉山に登り、(ほとんど車で行ける)山古志の景色を眺め、ゆったりとした気分になりました。

金倉山展望台からの眺め