朝の番組を見ていたら「カフェ・ラテ」と「カフェ・オーレ」の違いがわかる？なんてのをやっていた。そう言えばそんな飲み物があったな。確かカフェ・ラテは泡が少しばかり立っていたような気がするが・・・・正解はカフェ・ラテはエスプレッソ・コーヒーとスチームド・ミルクを入れたもの。カフェオーレは普通のドリップ・コーヒーにミルクを入れたものらしい。まあ、言葉の意味的には前者はイタリア語、後者はフランス語であっても同じらしいが。ま、飲む私としてはどっちでも大して違いはわからないから、どーでもいいんだけどね。大体今もってピラフとチャーハン。パスタとスパゲティの違いがわからないんだから、そんな高級お飲み物の違いなんぞ判る筈が無い。腹へ入れば皆同じ！（駄目だ、こりゃ）
だがおキノコ様となるとそういう訳には行かない。わずかな違いで食用か毒になる。クサウラベニタケとウラベニホテイシメジ、ムキタケとツキヨタケ、ナラタケとコレラタケ等々、数え上げたらいくらでも出てくる。ま、怪しいキノコは食べない事ですな。私は近くのキノコ博士、Ｈ先生に鑑定をお願いしている。先生の所へは保健所の職員が訊きに来るくらいだから、違いがわかるキノコ鑑定士だ。
さて「違い」と言うと私の趣味であるオーディオも僅かな音の違いをアータラ、コータラとやかましく論議する。これなんかオーディオをやらない人から見たら、
「たかが音楽を聴くのに機械にあんなにお金を使ってバカみたい！」
と思われているだろう。全くその通りですな。簡単に言ってしまえば男のオモチャ。男は幾つになっても機械いじりが好きなんですね、ハイ。
そういう訳で朝の番組を見た後で「違いがわかる男のコーヒー」（勿論ブラック）を飲みながら、「違いがわかるオーディオ装置」で「違いがハッキリ判るジャズ」を聴いている。これぞまさしく「桁違いに優雅な生活」。（その程度で？やっぱり違いが判ってネー）
