すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

還暦同期会その1

 明日は還暦同期会。42年ぶりに会う友もいるだろう。昔の話題に花が咲くかも知れぬし、お互いの家族の事についての話になるかも知れない。だが私は自分が今還暦だという意識が無い。私の心の中は18歳でストップしているかのようだ。確かに体は確実に衰えたし、人生経験も色々積んだ。だが42年の年を経たと言う実感がないのだ。何故だろう?一つには私に家族という物が無いからかも知れぬ。だから私と同じように一人暮らしで独身を貫いてきた者に会って、私と同じ感覚であるかどうか訊きたい。もし違うのならこれは私だけの感覚なのか?老いると言う事に対して恐怖は抱かないが、時間の積み重ねが感じられない事に違和感を覚える。ひょっとして私は明日の会に於いて何かしらけた感覚に襲われるのではないか?それは只一人自分がまだ18歳のままでいて、他の者達は立派な親となった事への劣等感かも知れぬ。勿論自分の意識としては劣等感なぞは抱いていないのだが、案外心の片隅にそれが引っかかっているのかも・・・・。だから還暦を迎えた者と18の者とが話している様な気分に襲われるのを恐れるのだ。本当は出席しない方が良いのかも知れぬ。だが地元に住んでいるものとしてそういう訳にも行くまい。

 人生をちゃらんぽらんに生きてきたかと言うと、全くそんな事はない。ただ本当にやりたかった事が未だに見つからない。だから時間を積み重ねた感覚が湧いて来ないのかも知れない。只何にでも好奇心を示すので(その分飽きっぽい)案外墓場に行くまでにはそれが見つかるかも。無論それが出来なくとも良い。それが私が本当にやりたかった事なのだと分かるだけで良いのだ。ともあれ明日の会が私の新しい未来を開くきっかけになれば嬉しいのだが・・・・。ま、旧知を懐かしむだけで余り期待しないで楽しくやる事にしよう。