すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

また変な物買ってしもた

 柏崎市には「痴児の家」と言う民芸館がある。Iさんという方が昔世界各地を旅して回り、膨大な数の人形や玩具、民芸品をコレクションした物だが、その息子さんが市に寄贈してから大分経つ。これとは別にそのIさんの息子さんが残った民芸品を自分で展示している。「ぴんころ」(息子さん自らが名付けたものだが命名の由来はぴんぴんと達者で生きていてころりと長患いしないで死にたい所からなんだそうな)と言うお店で公開している。嘗ては電機屋さんであったり、喫茶店で有ったりした建物だ。入場料は無料である。Iさんの息子さんはもう高齢で80歳をとうに超えている。自らはもういつお迎えが来てもおかしくないのでこの20日でお店を閉めるそうだ。そこでまだ見ていない私は一度位拝見しておかねばと思いお邪魔した。様々な人形が展示されており、面白かったが大半は痴児の家の方へ行っているのだろう。もう少しあっても良いがと思ったが、展示しきれないので残りはまだしまってあるとの事。さもありなん。

 残念なのは後を引き継いでこれらの品物を大事に扱ってくれる人がいない事だそうだ。只でやっても良いのだが只でやると大事にしなくなると言うお話。ご尤もである。店頭で何点か売る物も展示してあったので、見せて戴いた御礼という訳ではないが2点程購入した。一つはまあ操り人形みたいな物で少し痛んでいると言う事で値引きして戴いた。もう一つはバリ島の木彫りの人形で大層堅い木を彫ってあるが、表面は滑らかに仕上げてあるので気に入った。訪れた記念と言う事も有るので購入したが、何より喜んで戴けたのが嬉しかった。

 また余計なものを買ってしまい、懐を木枯らしが吹く羽目になってしまったが心は妙に温かい。Iさんの喜ぶ顔を見たせいかもしれない。それにしても我家はどんどん変な物が増えてくるなあ。(苦笑い)

まるでブロンズ像と見まがう程滑らかに仕上げてある。
かなり堅い木なので水に入れれば当然沈むだろう。

操り人形の大型の物も有ったのだが、財政事情が許さない。
ま、この程度で我慢しておきましょう。(笑)