少し間が空いたのでまた光が原高原へ行ってみることにした。ここは昨年から空振りばかり続いているので、今回が駄目なら来年も駄目だろうともう来ないことに決めた。幸い今日は比較的涼しいのでじっくりと探すことが出来るだろう。
現地へ着きました。どうも今回も空振りの様相だが、Ｕさんがいきなり腐っちゃいるが、アメリカウラベニイロガワリを見つけた。おお、これは脈が有りますよ。ええい、慌てるでない。辺りをよく見てじっくりと探すのじゃ。（自分の方が慌てている）そうしたら有りましたよ。さすがに一昨年のように至る所という訳には行かないが、昨年よりは増しで有る。
腐ったのも少なからず有ったので、もう少し早く来ていればと言うところだ。全くキノコ採りはタイミングが難しい。
お懐かしや、アメリカウラベニイロガワリ殿！
で、まだないかと探しているとまたもやＵさんが、「これ、何だ？」（私はちっとも見つけられない、グスン。）おお、こ、これはタマゴダケではないか。しかも大きい。その上固まって生えている。ラッキー。こんなに一度に採るのは初めてですぅ〜。
みんな毒キノコと思って誰も採らないタマゴダケ。
美味しいのにねえ。有り難く採らせて戴きます。
その後は不食のキノコばかりだったが、まあそこそこの収穫だったので満足です。帰りは近くの坊が池へ立ち寄ったりして道草しちゃいました。
ニガイグチモドキ（不食）
キアシアミイグチ
坊が池
帰ってからは庭の草取りをしました。なにせ雑草でひどいものですから。さてその後はキノコの始末です。不食のキノコは捨てて、アメ公とタマちゃんの料理を作らなければ。アメ公は肉料理や、パスタ料理などじっくり煮込んだものに合うと言うことだが、どっこいこちらはただ今そんなもの持ち合わせていません。しょうがないからホイル焼きにすることにした。少し量が多いので残りは冷凍に。焼けたアメ公をポン酢に付けて食べてみる。おお美味い！いけまんがな。早速ビールを飲まなくては。
おつぎはタマゴダケ。スープなどに合うと言うからオニオンスープに入れることにした。材料は玉葱、コンソメ、バター、塩胡椒、ドライパセリなどだが、ここでコンソメのないことに気がつく。アチャー、買っておくんだった。しょうがないからダシなら何でもいいや、と言うことで探すが、ナンタルチヤ。ダシもネー。（ホントに何もない家なんだね）ど、どうしよう？折角準備したのに・・・・。ええい、こうなったらインスタントの野菜スープを2個程たたきこんでそれに鰹節やら何やら入れて誤魔化してしまおう。後は塩胡椒で秋を付ければ何とかなる。
かくして何とか出来上がったので、例しに飲んでみる。おお、旨い！いい加減に作ったのに流石タマゴダケ様。美味しい味に仕上がっている。こりゃあ夏のキノコ採り、やっぱり止められまへんまな。
