保育所時代から高校までずっと一緒だった友達数人が我が家に集まって飲み会を開いた。きっかけはＮ君が帰省してみんなに呼びかけたのが始まり。こういうことになると何故か集まりがいいんだよね。久しぶりの顔合わせなので懐かしい。会費制にしてあるのに銘々律儀にも手土産持参で来る。いや〜、悪いな。お金を払うと言っておきながら、手ぶらで来て只で散々飲み食いして帰って行く湯沢の誰かさんとはエライ違いだ。
定刻にはならなかったが、一応3人が揃ったのでＡ君の来るのを待ちながら、まずは私の作ったタマゴダケのスープの前菜から開始です。この後もアメリカウラベニイロガワリのホイル焼きと怪しげな名前のキノコを食べさせられて一同思わず不安げな顔？になる。大丈夫、心配ない。中ったら下痢ピーになるだけ。（それが困るっちゅうんだよ！）でも思いの外好評で何よりでした。こんなキノコは我が家でないと食べられないよ〜ん。
メンバーはＮ君、Ａ君、Ｋ君 、私の4人。年齢で言えば皆もう６２，3歳だから定年は過ぎて延長で働いているようなものだが、その仕事ぶりを聞くだけでも面白い。Ａ君と私はもう仕事を辞めているが、こちらは今どうして毎日を過ごしているかとか、趣味の話になり、話題は尽きない。
5時半に開始した宴会もいつしか9時になる。ここで私の高校時代の同級生Ｔさん登場。緊急に誘っていたのだが、用事があるとかで遅れて参戦です。紅一点の参加で、学生時代同級生に女の子がいなかったクラスのＮ君とＫ君は色めき立つ。どうです私のこの配慮。高校時代、普段女子生徒と語る機会がなかった二人のために特にセッティングしてあげたのだよ。感謝したまえ、オッホン。（えっらそうに。たまたま近所だったから誘っただけじゃないか）
とにかく新しいメンバーの登場で話に一段と花が咲き、宴会は更にヒートアップ。音楽も交えていつしか延長戦に突入。まあ飲み屋さんでやると時間無制限なんて事は出来ないから、ここらへんが個人宅でやるメリットなんだよね。それにしてもＫ君の動きの良さには参った。洗い物を一手に引き受けてしかもその手際の良さ。毎日やっていなけりゃこうは行きませんよ。おまけに山菜料理がまた得意と来たもんだ。手土産に持参したワラビとミョウガの料理は絶品だった。そもそも私はミョウガはあんまり好きな方ではないのだが、その私が一番嵌まって食べたのだから、その旨さが分かろうと言う物だ。この人カミさんいらんね。（笑）
Ｋ君とＮ君は我が家に泊まって翌朝帰って行ったが、Ｎ君は千葉に帰る途中で中房温泉から燕岳に登り、穂高まで縦走して帰るという。相変わらずの底知れぬ体力には恐れ入る。なお今回は最期に私の打った蕎麦が出なかったために一同不満たらたら。ハイハイ、わかりましたよ。この次はちゃんと打ちますからね。それまでみんな達者でいろよ。
