Fさんから思わぬプレゼントを戴いたお返しと言っては何だが、貰いっぱなしと有っては仁義を欠く。キノコにはキノコをと言うことで、昨年新規開拓した所へナメコ取りにFさんを連れて行くことにした。まあFさんも最初から遊びに来る目的の半分はキノコ採りに有ったのだが。(笑)
まだ最盛期にはちょっと早いと思ったが早生のナメコが出ているに違いないと思い、まずは第1ポイントへ。昨年見つけた倒木はまだ幼菌が出たばかりだったのでパス。でも期待も持てますよ。次いで昨年これでもかと言う程大量に出ていた枯れ木に到達。こちらも少し開いた物は有ったが、ほとんどが極小さい幼菌ばかり。やっぱりちょっと早かったかな?いーや、何の何の、まだ諦めませんよ。今度は昨年大量に採った所へ藪を漕ぎ分けて行く。するとまず一本手頃な菌が生えている木を発見。さほど大量という訳ではないが、希望がもてます。更なる獲物を求めて奥へ。すると遂にFさんが発見!ちょうどいい大きさのナメコがびっしり生えています。いやー、凄い!Fさんも思わず感嘆の声を上げる。やれやれこれで何とか面目が立ちましたよ。
こうしちゃいられない。オイラも見つけなくちゃ。だが私が見つけた木はいささかキノコが盛りを過ぎていて傷み気味だ。後はさしたる戦果もないので第2ポイントへ。
場所を変えて探したら、またもや最初にFさんが発見。オイラは形無しだ。
いや、オイラがここへ案内したからこそFさんは発見出来たのだ。自信を持って威張ろうっと!(情けない威張り方ですな)
こちらのブナ林は相当広い。で、あちこち探し回るのだが、早生のナメコで手の届きそうな場所の物は既に採られてしまっているようだ。坂を登ったり下りたり、藪を漕ぎ分けたりで疲れたよ〜ん。まあ大分採ったし、空模様もちょっと怪しくなってきたので引き上げることにした。だが帰り道の途中またまたFさんが大量に出ている木を発見。オイラはもう顔色無しだぁ〜。
この木も凄い。幼菌もまだまだ沢山出ていたのでこの先が楽しみだ。
と言う訳でFさんは初めて自分で見つけて自分で採って大満足の一日でした。やっぱりキノコ採りは見つけた時のゾクゾク感が堪らないですなあ。