金倉山は柏崎の北条地区の端にそびえる僅か365mの標高の山だが、春はカタクリの花が一面に咲き、春の訪れを知らせてくれる山だ。一方秋の紅葉も中々のものである。と言う訳でお天気が意外と良くなったので、ここを訪れることにした。無論あわよくばおキノコ様も戴こうという寸法で・・・・。
北条と旧小国町を結ぶ武石トンネル手前から入ると道は悪いが、早く着く。車を駐車場に駐め、急登の階段を上りキノコ探し兼散策開始である。
ムラサキシキブの実。青い色がよく目立つ。
金倉山付近は「越後カタクリの森」として整備されていて
春には多勢の人がカタクリを見にやって来る。
頂上展望広場。残念ながら魚沼方面の山の眺望は樹木が
視界を遮っていて余り良くなかった。寧ろ車を駐めた道路沿いからの
方が良い。越後三山を初めとして、粟ヶ岳、浅草岳、守門岳、巻機山
などの眺望バツグン。
平日だけに訪れる人がほとんどいないので、落ち着いた
周遊が楽しめた。紅葉が青空に映え、儲けもののお天気だった。
おキノコ様には恵まれなかったが、気持ちのいい散歩が楽しめました。いつもいつもキノコ、キノコと騒いじゃいけません。こうして心を空っぽにして己を自然に溶け込ませれば、清々しい気分になれるのです、ハイ。努々キノコをついでにいっぺこと採ろうなんてさもしい根性を出してはいけませんぞ。(さっきまでそう思っていたくせに・・・・。)