すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

久しぶりに本を借りに行った

 友達と話している時たまたまエッセイの話になった。その時「エッセイと言えば昔毎日新聞の日曜版に連載されていた俳優の池部良のエッセイは面白かったな」と何故か突然記憶が蘇った。

 そのエッセイは「そよ風 ときにはつむじ風」と言うのだが、江戸っ子気質でおっちょこちょいのオヤジさんとのやりとりを描いてすこぶる面白い。また挿絵が私の好きな漫画家の村上豊氏というのも良かった。この作品のイメージに合っている。それまで抱いていた池部さんのイメージはこの作品を読んでまるっきり変わったのを覚えている。この連載は確かもう30年近くなると思うが、今読んでも面白いはずだ。。また読んでみたいなと思ったら、無性に読みたくなった。で、ここの所ご無沙汰している市立図書館へ。

 調べてみたら「そよ風 ときにはつむじ風」は続、続々刊迄有ったので、全部借りる事にした。その他池部良の著作は全部で十数刊有るようだ。まあ、そのうち全部読もうっと。池部良ばかりだと飽きてくるので、他の本は無いかと探していたら「大菩薩峠」が目に入った。言わずと知れた中里介山の長編時代小説で有る。実はこの作品は以前から読んでみたいと思ってはいたのだが、何せ長い。途中で息切れするのを恐れて手を出さなかったのだ。

 しかし私も吉川英治の「三国志」や白井喬二の「富士に立つ影」を読んで大分体力?がついたので、読めない事は有るまい。思い切って手を出してみる事にした。まあ、所詮大衆小説。肩の凝る話では無いので、読み出したら一気だろう。

 と言う訳で灯火親しむ侯、読書に嵌まりま〜す。ブログを書かない日が有っても許して下さいな。

大菩薩峠」と「そよ風 ときにはつむじ風」