すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

台風

 8月後半から次から次と台風が日本列島を襲い、甚大な被害を各地にもたらしている。被害に遭われたおうちの方には心からお見舞い申し上げます。

 さて台風と言うと思い出すのは私が小学3年生の時に来た第2室戸台風だ。大きい台風とは聞いていたが、新潟県は余り台風が来ない所なので、私は高を括っていた。ところが台風が来襲した翌朝学校へ行ってみると、何と前校舎がぺっちゃんこに潰れて無くなっているではないか。これには驚いた。学校はやや小高い所に建っていたから、風の直撃を受けたようだ。当時は木造校舎のなので一溜まりもなかった。しかし後校舎は前校舎より新しい建物で会った事と、前校舎より一段下がった所にあったので、難を逃れた。

 それにしてもこの時ばかりは台風のすさまじさにビックリしたものだ。またグラウンドの隅にあった大きな榎の大木が根こそぎ倒れていたのにも驚いた。夏はいい日陰になっていてくれていたのに・・・・。私は前校舎の雰囲気がとても好きで、お天気のいい時はその壁にもたれてひなたぼっこをするのが気持ちよかった。後にコンクリート造りの校舎に建て替えられた時は酷く無味乾燥なものになったとガッカリしたものだ。

 どうも風の通り道というのがあってそこに当たった建物は被害が酷くなるようだ。当時の私の家は三軒長屋の真ん中で、お世辞にも頑丈と言える代物ではなかったが、低い所にあったから被害もなくて済んだのだろう。その点今の家は冬の季節風も台風などの南風もしっかり当たるので、水害の心配はなくても風害が心配だ。まあ、私が生きてるうちに被害に遭わなければいいんだけど。(笑)

 でも近年は台風が以前よりみな大型になった。地球温暖化の影響で台風が発生する南太平洋の海水温が高くなっていると聞いた。二酸化炭素の排出量をいつまで経っても減らせないようでは、この先も手痛い自然のしっぺ返しを食うに違いない。大国のエゴのつけを他の国々に回さないようにして欲しいものだ。