すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

外道ばかり

晴れたので久しぶりに鵜川集落の山へ出かけた。余り期待して出かけた訳では無い。と言うのもここ2年程この山では余り大した茸の収穫が無いからだ。まして今はキノコの端境期。英気を養うつもりで出かけた。

 まあ、アブラシメジの1本くらい見つかってくれればいいのだが、そう簡単に問屋は下ろさない。採れるのはフウセンタケモドキがほとんど。それも余り活きが良くない。ついで採れるのはウラベニホテイシメジ。わたしは漬けるのが面倒なので、採っても大抵捨ててしまう。大して戦果が無いまま藪漕ぎをして行くと同行のUさんが変なキノコを次々と見つける。まず見つけたのがケロウジ、次いでシロカノシタ。そして後でH先生にお聞きしたサトヤマフジイロタケ。結局大したキノコは採れずに帰ってきて他の所を探しに行く。
 
 目的はウスヒラタケだ。確かこの森に有ったはずだがと踏み込んだ所、枯れ木にヤマブシダケが出ているのを発見。あんら〜、嬉しや。実はこの木は毎年必ずヤマブシダケが1個出ていたのだが、ある年途中から折れて、それ以降出なくなって諦めていたのだ。折れて残った幹に健気にもまた出てくれたのだ。だが目的はウスヒラタケなので以前出ていた木を探す。だが見当たらない。記憶というのは当てにならないものだ。

 結局くたびれているフウセンタケモドキやウラベニホテイシメジは捨てたので、戦果はヤマブシタケ、クリフウセンタケ、ハツタケそれぞれ1本となりました。寂しい!まあ、外道といえどもまだ採った事の無かったケロウジやシロカノシタを採ったので良しとしますか。

ヤマブシタケ。我々はこのキノコを「ひげ爺」と呼んでいる。

今回は外道ばかりだったなあ。